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記者会見
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質疑応答:九州新幹線西九州ルート(その2)
○西日本新聞
 先日、世論調査で、県民に新幹線の是非、新幹線が必要か、もしくは必要でないのかというのを調査したところ、どちらかというと必要でないという方が、過半数の方がそういう回答をされたんですけど、ことしが山場だというふうに知事がおっしゃっていますが、その中で、いまだに新幹線に対して疑問視する声がかなりあるわけなんですけど、それについて知事はどういうふうにお考えかというのをお聞かせ願えますか。
○知事
 まず、そういう結果が出たのはもちろん残念だと思いますし、私どもが理解をしていただくための努力が足りないといったことを、あらためて感じています。ただ、さまざまなメディアの方がいろんな機会を使って調査をされますけれども、その結果はさまざまだというふうに考えています。どちらかといえば必要ということをお答えになる割合が多かったようなものもありまして、さまざまな事情の中で、時に不要のほうが多いという結果が出たり、時に必要という結果が出たりということであろうと思っております。
 ただ、いずれにしても、より多くの方々にこうしたことの必要性というものをご理解いただかなければいけないとは思っておりまして、あらためて、もう繰り返しになりますけれども、鹿島で公開討論会をさせていただきたいとか、協議を再開させていただきたいとか、こちらからいろいろお願いしていますけれども、そうしたことを実現していきたいなと思っております。
○西日本新聞
 今回の参院選では、佐賀では3人の方が出ていらっしゃって、それぞれ新幹線に対する立場というのが違うわけなんですけど、選挙の結果によって、それが県の進める、今進めている新幹線について影響というのはあるとお考えですか。
○知事
 選挙の最中なので、その結果を予測して、どうこう言うということは避けるべきかとは思いますが、一般的な考え方として申し上げれば、私は常々、本来、代表者を選ぶ選挙というのはシングルイシュー(ひとつの関心事)的にやるべきではなくて、自分たちの代表者としてどういう方がふさわしいのかということを選ぶべきだと。そのためにマニフェストというのを示した上でやっているというふうに思っております。
 その意味では、この人が通ったらこの問題はオーケーだ、この問題はだめだというふうにはならないと考えておりますので、その意味では、今回の選挙結果が直接何かに関係するということではないというふうにも思っておりますが、私どもとしては、そういう個別の選挙の当落というもの以外に、ぜひ多くの方々に理解をしていただきたいという基本方針を変えずに、特に同意を求められている鹿島の方々に、ぜひ話をする機会をつくらせてほしいということをお願いしていますので、そうしたことをやっていくほかないと思っております。




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