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記者会見
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発表項目:"2007青春・佐賀総体"で「グリーン電力」を使用します

 それでは、定例会見を始めさせていただきます。
 きょうは発表事項が2つあります。
 まず最初に、今月からスタートする“2007青春・佐賀総体”で「グリーン電力」を使うということです。
 佐賀県は、住宅用太陽光発電の普及率が全国で1位ですけれども、それをさらに進めていくために、去年から新しく住宅用の太陽光発電を設置していただいた家庭において、その最初の年については、そこで発生する電力を県が買い上げるというふうなやり方、「グリーン電力」と言っていますけれども──という事業を始めています。そうして買い上げた県の太陽光発電によって、県内のお宅の皆様がおつくりになっていただいた電力を、今回、この“2007青春・佐賀総体”で使いたいということでございます。
 “2007青春・佐賀総体”で使う電力は、大体15万キロワットぐらいだというふうに言われています。そのうち、この「グリーン電力」で、これまでに県内の太陽光発電を設置しているご家庭で発電をしていただいて、県のほうで買い上げたものが大体4万キロワットアワーあります。この15万分の4万キロ、大体25%程度を「グリーン電力」で賄うということになります。いわば、これは佐賀県産の太陽光発電ということになりまして、全体の電力の4分の1は県産品だということになるわけでございます。こういう全国規模のイベントで自治体が「グリーン電力」を活用するというのは、佐賀県が初めてであります。
 「グリーン電力証書」というものがあって、「確かに間違いなく発電されたものがありますね」というふうなことで、この4万キロワットアワーを佐賀県がきちんとした形で買い取ったというふうになりますので、こうしたものを各競技会場なんかにも設置することによって、こういう取り組みをしているということを全国の皆さんにもアピールをしていきたいと思っています。
 仕組みを説明するとややこしいので、ご興味のおありにある方は、また事務的にも聞いていただきたいんですが、単純にこの設置者に対して設置の補助金を出すという形じゃなくて、設置することによって得られた環境の価値を県が購入するというふうなことで、実際にそういう発電実績があったかどうかというふうなことについては、それを専門的に行う団体にチェックをしていただいて、そこで証書を発行していただくという形をとっています。
 去年から始めた事業ですけど、今年度もこうした事業をやっていっています。私たちは、このトップランナーである佐賀県の住宅用太陽光発電をもっともっと普及させたいと思っています。こんなふうにして太陽光発電を新しくつけていただくと、それがこういう形で使われるということになりますので、ぜひ一人でも多くの方々の参加をお願いしたいと思っています。
 この事業の説明会を7月20日と22日にそれぞれ県内の合計4カ所で行うことになります。また、今年についてはNTTファシリティーズ佐賀支店が、この事業の関係の事務的なところをすべてやっていただくことになりました。この会社が持っている足腰をも活用して、できるだけ多くの方々のご参加を呼びかけたいと思っているところでございます。
 まず、これが1点目です。






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