○西日本新聞
　お耳に入っていると思うんですが、国会議員をはじめとする政治家が、暴力団関係者と交遊するということについての知事のお考えを伺いたいんですが。
○知事
　反社会的な組織ということで認定されている暴力団との付き合いでありますから、私たち皆様から選んでいただいている者は、本当に気をつけなければいけない、襟をたださなければいけない、とにかく事実を指摘されたときに困るようなことはしてはならない、そういうことを改めて感じています。
　特に、先般、前長崎市長に対する狙撃事件があった直後でもあります。そうしたことを考えてみても、この暴力団というものの持つ反社会性というものについて、これまで以上に厳しく対処をしていかなければいけないと私は考えています。
○西日本新聞
　今知事もおっしゃったんですけれども、長崎の伊藤前市長の件もあり、国民の中で銃社会に対する、理不尽な暴力に対する不安というものが非常に高まっている中で、襟をたださないといけないというのは、具体的にはどういうふうに律していかなければならないとお考えですか。
○知事
　ひとつには、そういう反社会的な勢力から求められる理不尽な不当な要求に対しては絶対屈しないという姿勢を明らかにするということだと考えます。これは、県という組織としてそうでなければいけないということであります。