○記者
　参院選では、県内の課題で新幹線がひとつ攻防というか、争点になりそうなんですが、その辺についてはどうお考えですか。
○知事
　国政選挙、首長選挙もそうと言えばそうでありますけれども、候補者によって考えの違うことがすべて争点だろうと思っています。今回、今のところ３人が予定されていると思いますけれども、３人に共通した訴えをなさっていることもあれば、例えば、その新幹線なんかについては違う、ちょっと詳しくは存じ上げませんけれども、多分三人三様のそれぞれお考えがあると思うんですね。
　だから、新幹線について、自分はこれを判断基準にするという有権者はそれを判断されるだろうと思いますし、例えば、地域格差をどう改善していくのかということについて、一番自分は関心があるという方は、そういった方面について具体的にどういう提案をし、実行できそうな人かということを基準に選ばれると思います。
　私はいつも申し上げていますけれども、争点というのは、選挙に出る人間が決めるものではなく、また我々が決めるものでもなく、一人一人の有権者が自分にとっての争点というものをお決めいただくということだろうと思います。そうすることによって選挙への関心も高まるだろうと思っております。