本日は、今回の"2007青春・佐賀総体"に合わせて、皇太子殿下が佐賀県にお越しになるという点の発表についてでございます。
　行啓のご日程は、まず7月27日金曜日から日曜日まででございますが、羽田から福岡空港にお着きになりまして、そして、鳥栖市役所でご昼食をお取りになった後、シンクロトロン光研究センターをご覧になっていただきます。そして、その後に、佐賀北高校で公開演技の練習をしている風景をご覧になっていただきまして、その日の晩はニューオータニにお泊まりになると。その際、私の方から県勢概要をご説明申し上げるということになっております。
　2日目が、総合運動場の陸上競技場で総合開会式にお出になっていただきます。そして、今回は「風」がテーマでございますので、1部、2部、3部と「風」をテーマにした公開演技がありまして、この様子をご覧になっていただくということでございますが、何せ今回、マーチングにしろ、音楽隊にしろ、アナウンスにしろ、高校生が主役になって行います。ロイヤルボックスのところも、この前発表させていただきましたように、高校の美術部が描いた絵で飾るというふうなことになっておりまして、そうしたものを見ていただくということになります。
　それが終わりましたら、今度は、佐賀市文化会館に、すぐ向かい側でございますけれども、移動をしていただきまして、昼食を取るのと併せて高校生と交流会をしていただきます。ポスターだとかメダルだとか、こうしたものについて、県内の高校生といろんなお話をしていただきながら、ご交流をしていただくということになっております。
　その後、石井樋公園さが水ものがたり館に行っていただきます。ここは平成5年度に皇太子殿下のご成婚を記念して作ることが決まったものでございまして、国土交通省が整備をしたものでございます。平成17年12月に完成をしまして、完成後、初めて殿下にはご訪問いただくということになります。この佐賀平野と水は、切っても切れない関係があったわけでありますけれども、そういう先人たちの知恵、そうしたものをご覧になっていただくということでございます。
　その日は武雄に行かれまして、武雄の御船山にお泊まりになります。
　最終日は、うれしの特別支援学校をまずご覧になります。新しくこの4月にできました、県の南部における、初めての特別支援学校でございます。昔は、養護学校というふうに呼んだこともございましたけれども、今は、特別支援学校というふうに、養護学校と盲学校、聾学校、こうしたものが一緒になりまして、名前が特別支援学校となりました。この名前がつけられたものとしては、全国で初めてでありますけれども、この学校をご覧になっていただきます。小学部、中学部、高等部とございますけれども、それぞれの活動の様子をご覧になっていただくことにしております。
　その後、武雄市の白岩体育館でバドミントンの競技をご覧になっていただきます。
　そして、御船山観光ホテルでご昼食をお取りいただいた後、そこからは福岡に向けてご出発いただき、羽田空港にお着きになる、こういうふうな2泊3日の日程になっております。
　今回、殿下をお迎えするに当たりましては、私の方から謹話を出させていただきました。
　今回、このインターハイの総合開会式へのご臨席と、あわせて地方事情ご視察のため、2泊3日でお越しになるということ、近くには平成16年4月に吉野ヶ里において「第15回全国みどりの愛護」のつどいにお越しを賜り、また、県内の事情をご視察いただきましたけれども、それ以来でございます。
　皇太子殿下のこのたびのご来県を、県民を挙げて心からご歓迎申し上げますというふうなことをお伝えさせていただきます。
　私からは、以上でございます。