○佐賀新聞
　雅子様は、今回、お越しにならないということでよろしいんですか。
○知事
　はい。残念でございますけれども、今回は、殿下単独でということでご連絡がございました。
○佐賀新聞
　雅子様が来られないことについて一言。
○知事
　現皇室と佐賀県はいろんな意味でゆかりがありますので、その意味では、多くの県民が雅子様のご来県を心待ちにしていたと思います。ただ、炎天下ということでもございますので、ご体調をおもんぱかってのご判断かと思いますが、またいつの日かのご来県を心からお待ちしております。

○佐賀新聞
　高校総体で皇太子殿下を案内されると思うんですけれども、佐賀総体に限って、佐賀のこういうところを殿下に見てほしいなとか、アピールしたいなとか、知事が説明される中でそういうのはありますでしょうか。
○知事
　ありますね。高校生が今回、特に「MEDIA TEENS SAGA(メディアティーンズさが)」ということで、動画の配信をずっとやりますよね。今、まさにIT時代に高校生活を送っている子供たちが自分たちでトレーニングをして、大人と一緒になってこうしたことをやっている姿というのをぜひ見ていただきたいと思います。多分、殿下もこうしたことをご覧になるのは初めてだと思いますので、そういう若い高校生の元気を見ていただきたいと思います。
○佐賀新聞
　インターハイの佐賀総体の準備状況というのはどうですかね。
○知事
　一言で言えば順調に進んでおります。今回、高校総体以外の選挙というのがちょうど絡んできましたので、その部分、若干準備が大変になった部分もございますが、そこはそれぞれの競技会場のある市や町で工夫をして、つつがなく両方とも準備ができるような体制になっていると伺っています。
　また、武雄市については、行啓の場所と投票所、投開票の事務を一遍にしなくちゃいけないということになったわけですね。ですけれども、そこで選挙の事務に市役所の職員の方が行きますので、その分を県職員の方でカバーするようにしました。そういうふうにカバーをすることによってできますので、結果的には問題なくできると思いますけれども、いろんな意味で工夫を必要とする大会にはなったなと思っています。

○FM佐賀
　先ほど佐賀県と皇室にはゆかりがあるということでしたが、その辺についてもう少し詳しくお願いします。
○知事
　　皇后陛下のお母様が多久のご出身だということでございます。先般、昨年お越しになった折にも、私も列車に同乗させていただいておりましたけれども、多久に近づかれますと、両陛下とも「もうすぐ多久だ」と言って、非常に一生懸命窓の外を見ておられたという姿が大変印象的でございました。また、妃殿下のお母様のおじいさまが、佐賀のご出身というご縁があるというふうなことでありました。もちろん、皇后陛下のこともありますけれども、雅子妃殿下ご自身にとってみても、そういうご縁があるというところでございました。
○朝日新聞
　知事は来ておられる日程、どの部分をご一緒されるんですか。この日程の中のすべてご一緒されることになるわけですか。
○知事
　はい、全日程、フルにお供させていただきます。