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記者会見
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発表項目:「2007青春・佐賀総体」総括 、 佐賀県立佐賀北高等学校の甲子園優勝

 それでは本日は、まず私の方から、約一月間にわたって開かれました「2007青春・佐賀総体」について申し上げます。
 本当に長い期間にわたって高校生、そして選手、役員、また県民の方々が本当にひとつになって、この「2007青春・佐賀総体」を盛り上げていただきました。予想を超える結果ということもありますし、それ以上にこの一月間、確かに日本列島はうだるような猛暑でありましたけれども、それを超える熱気、そして、まさに佐賀の風というものを起こしていただいたと思っています。
 この高校総体で頑張ってくれた高校生たちや県民の皆さんに、そしてまた、佐賀県を訪れていただいたすべての方々に、心からお礼を申し上げたいと思います。
 今回の高校総体で感じましたことは、高校生は適度に負荷を与えた方がいいということでありました。あくまでも補助的なことしかやってもらっていなければ、得られたものも小さかったと思います。でも、動画配信をはじめ、いろんなことを高校生に主体的にやってもらった結果、大変だったと思いますけれども、予想以上の結果を出すことができました。
 こうした厳しいけれども、頑張ればその分、得られるものも大きいということを、ぜひ次の世代に、今の高校生たちは次の時代の佐賀県の高校生たちに引き継いでいただきたいと思います。
 次に、その高校生の活躍という点で申し上げれば、昨日の佐賀北高等学校の野球部の優勝もまことに見事でございました。私自身も途中あきらめかけたところもありましたけれども、まさに大逆転、よく「甲子園には魔物がいる」という言葉がありますけれども、甲子園には魔物がいるかもしれないけれども、女神もいるということを感じた次第でございました。
 この佐賀北高等学校の野球部は、例えば、特待生がいて野球だけやっていればいいというふうな環境ではなく、勉強と部活とを両立させながら、一般の部活動の中できちんと練習をしていく、そういういわば普通の部活、普通の高校生であります。この普通の高校生たちが甲子園に出場という機会を与えられたことによって、一戦一戦見違えるように脱皮していく姿というものを私たち県民は目の当たりにしました。そして、きのう、ああいう形で頂点を極めることができたという意味は、非常に大きなものがあると思います。
 リトルリーグから始まる、一部の子供たちだけが野球の頂点に行けるのではなくて、努力をすれば普通の高校生たちも甲子園でトップに立てる、頂点に立てる、そのことを身をもって示していただいた、日本列島にたくさんいる高校球児たちや多くの地域の皆さんたちに夢と感動を与えたということは大変大きいと思っています。県民を代表して、心からお祝いを申し上げます。本当におめでとうございました。
 高校総体、そして、この甲子園の優勝といい、今年の夏は本当にいい夏になりました。奇跡の夏に心から感謝を申し上げます。
 私からは以上であります。



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