○ＮＨＫ
　甲子園の高校野球の話に戻るんですけれども、いろんな意味で夢と感動を与えてくれたというようなことがありましたけど、どんな点が、どんな試合がということもあるかと思うんですけど、印象に残っているというのはありますか。
○知事
　実は、私は、リアルタイムで見た試合が準決勝だけで、あとはみんな夜の再放送でやっていたあの時間帯に結果を知りつつ見たということなので、その意味では、リアルタイムで見ていた皆さんと感動をともにできていない部分もあるんですが、私は何といっても帝京戦の何度もあきらめかけていたもの、とにかく耐えに耐えに耐えていて、最後勝ったといったことだと思います。
　決勝戦も内容から見るとかなり耐えていた試合だったと思うんですね。守備に徹していたとかという言い方はちょっと格好よすぎて、いつ破裂しても仕方がないようなものをぐっとこらえていた。それが４点でとどまっていたといったところがあの逆転劇を生んだのだと思いましたけれども、私の印象に残るのは、その帝京の試合と決勝戦でございました。
○ＮＨＫ
　県民栄誉賞というのは、どこが対象になるということなんですか。
○知事
　佐賀北高等学校野球部ということになります。
　直近では、青木龍山先生が文化勲章を受賞された際にお渡しをしております。