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記者会見
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質疑応答:「佐賀みかん J-PON」台湾プロモーション
○日経新聞
 先週土曜日に台湾でハウスみかんのトップセールスをされたんですけれども、どうですか、反応はどんな感じというふうに受けられましたか。
○知事
 とてもよかったと思っています。私は台湾を含め、いろんな国にいろんな形で行っていますので、そこのデパートやスーパーに日本のものがいっぱい並んでいるという姿は、あまりびっくりすることはなかったんですが、実際にイベントをやってみて、そのイベントをやったデパートで100個売れた、200個売れた、そんなふうなことを直接の数字として見、聞くことができました。
 また、特に台湾だからということだと思いますけれども、日本のものというものに対する期待と評価が非常に高いということを、あらためて感じました。台湾のものの商品にもわざわざ日本語が書いてあったりして、日本風というものを醸し出しているような商品もたくさんあります。ここで「佐賀みかん J-PON」という名前で、今回、売り出したわけでありますけれども、その「J-PON」という言葉の持つ、やっぱり「ジャパン」という言葉の響きに似ているという部分でありますとか、台湾の方にとって「J-PON」という発音が大変しやすかったようでして、みんな「J-PON」、「J-PON」というふうに言いながら、引換券を持って来られたりだとかというふうなこともございまして、非常に反応は大きいものがありました。
 それと、これは台湾のバイヤーの方とお話をしていたんですけれども、最近、台湾に各県の知事が来られるケースが増えてきたけれども、特に、地元のタレントと組んでキャンペーンをやるというケースは初めてではないかと。今回はアリエル・リンさんという若手の人気女優を起用したのでありますけれども、そうしたこともあって、イベントの会場やレセプションの会場に本当に多くの方々に来ていただくことができたということでございます。アリエル・リンさん自身もこれを機会に佐賀のことや、この「J-PON」のことを非常に気に入っていただきまして、そうしたものが広くは佐賀県全体のアピールにつながっていくんではないかということも感じました。
 最近、特に自治体のトップセールスについて必要性が叫ばれておりますけれども、私自身、今回、足を運んでみて、あらためてその有用性と必要性について感じたところでございました。
○日経新聞
 直近でまた何かトップセールスをしようというお考えはありますか。
○知事
 今のところはございませんが、次なるステップとして考えられるのは、近いところでは香港に佐賀牛を出していくという話がありまして、これはもう既に一部のホテルの中に入れていただいたりしているのでありますけれども、特に香港の富裕層の方たちにこの和牛のおいしさ、とりわけ佐賀牛のおいしさといったものをほかの県に先駆けて売っていって、やはり思いましたのは、先に行ってマーケットをとるということが重要だと思いました。一遍、ほかのメーカーさんやほかの産地がとってしまった棚を交換させるのは非常に難しい。だけども、日本で非常に評価の高い、こういうものだから置いてみませんかという話をする方が、非常に話がスムーズだということを感じていますので、佐賀牛を香港に売り込むというふうなことも考えてみたいと思いますし、また、基本的には、まずは台湾に、みかんをというふうなことをメーンとしながら、東アジア地域ということになるんだと思いますけれども、将来的なことを考えた場合には、それ以外の地域においても、所得のある層の方がいらっしゃりながら、佐賀県のものを含む日本製品が出ていない地域というのがいろいろあるんではないのか。例えば、インドはどうだろうか。そのさらに西の中東はどうだろうか。今まで自治体が目を向けていなかった、そういった地域における可能性についてもいろいろ勉強だけはしていかなくてはいけないということを感じています。

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