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記者会見
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質疑応答:有明海の赤潮被害
佐賀新聞
 有明海なんですけれども、赤潮被害がかなり発生して、被害額が1億5,000万円ぐらい出ていますけれども、原因と対策というんですかね、知事としてどうお考えでしょうか。
○知事
 8月末に専門家を集めて、まずは一度会議を開きました。その中でも、原因と対策をどうしていくかということが議論されたわけであります。
 原因については、もう少しいろいろ、情報収集なり分析をしてみないとわからないと思っています。大体一般的には高温期である8月にこういう被害が大きいということはあるわけでありますけれども、今回、なぜこのような大きな被害になったのかということについては、もう少し研究を待ちたいというふうに思っておりますが、非常に大きな被害でありますし、被害を受けられた皆様には心からお見舞いを申し上げたいというふうに思っております。
 特に、このサルボウについての被害が大きかったというふうなことでありますので、それについては、なかなかどうしていくのかというのは難しい要素もありますが、例えば、可能なのかどうかわかりませんが、どこかにある貝を別途持っていくようなことが何かできないのかとか、そんなふうなことを考えてくれというふうなことを言ったりはしております。
 また、今回、非常に貝類そのものについては、サルボウについては非常に被害が大きかったわけでありますけれども、アサリについては、太良町の地先の養殖の漁場で調査を行っておりますけれども、アサリは死んでいない、へい死していないということの報告を受けております。また、太良町の大浦の地先で行われているカキのいかだ養殖についても、今のところ異常はないというふうに寄せられております。
 ただ一方で、エツとかクチゾコとかグチとか、こうしたものについて、これは貝ではありませんけれども、これが海岸や川に漂着しているというような報告も受けておりまして、こうしたことを含めて有明海センターを中心にして原因究明をまずしてもらうということをお願いしなければというふうに思っております。
 一般的なこととして、事務的に聞いているところでは、30度を上回るような高水温で、活力が低下している状況の中で、シャトネラによる直接的な障害や貧酸素による酸欠が複合して生じたものではないかというふうなことは受けておりますが、これはあくまでもそういったことが起きたときに、一般的にそういうふうに言われているということでありまして、今回もそうであったかどうかということについては、なお原因究明の研究が必要ではないかと思っております。




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