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記者会見
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質疑応答:財政再建問題(その3)
西日本新聞
 県財政の義務的経費のところなんですけれども、ちょっと知事のスタンスというか、確認をしたいんですが、聖域なくやっていくというふうにおっしゃって、給与カットは最後の手段と、ご自身としては前向きに取り組みたいというふうなお考えなんですか。
○知事
 私自身は、まずはこのことを公にすることによって、じゃあ何をしたらいいのかというふうなことについて、皆様からご議論をいただきたいと思っております。私の中では、今全くニュートラルでありまして、そのほかにも、私は歳入増に対してだけはとにかく積極的にやらなければというふうに思っておりますけれども、それ以外のところについては、皆様方からのご意見をお伺いした上で判断をしていきたいと思っておりまして、現時点ではニュートラルであります。
読売新聞
 昨日の会議でも出ていたんですが、一つは、議論という意味で言うと、きのうの委員会とかは意見を言う場であって、提言とかそういうところまでの権限がないと。だから、会議としての効果性がどうなのかというのが一つ意見の中であったんです。
 それともう一つは、今この厳しい財政状況の中で、2人目の副知事というのは、今タイミング的に果たしてどうなのかというような疑問の声もあったんですが、その2点の委員会で出た疑問の声については、知事としてはどう受け止められますでしょうか。
○知事
 まず1点目については、あの委員会そのものについては、第三者から自由闊達にご議論をいただくということでございます。逆にこれを提言なりなんなりで、できることしか言えないということになると、かえって議論の幅を狭めることになるのではないかと思っております。できるできない、するしないということは、こちらの方に委ねていただくとしても、こうした議論があったということは公になっているわけでございまして、県民の皆様からごらんになったときに、何でこれをやらないんだろうと思うことについて、私どもが仮にやらないという判断をしたときには、なぜなんだという説明責任が求められていきます。こうした形によって、きのう出た議論のようなものについても、やらなくてはいけないことはやっていく、そうでもないことについてはやらないというふうな整理を私どもが責任を持ってやっていくということができると思っておりまして、むしろ、そこは提言で何か義務を課するというよりは、今後も自由闊達にご議論をお願いした方がよいのではないかと思っております。
 それと、二つ目が副知事についてでございますが、現在も出納長がいなくなりまして、実質、今まで3人で回してきていた県を代表するような用務について、今2人で回しているということで、非常に私と1人の副知事とでは、忙しくといいましょうか、対応しております。私自身はこうした状態が長く続くのは望ましくないと思っておりまして、前々から申し上げておりますように、今年中にはめどをつけたいというふうに思っております。
 ただ、そういったご意見もあるということは承知をしておりますので、それはそれで一つのご意見としては承りをさせていただきたいというふうに思っております。外向けに見たときに、別に困っていないのではないかというふうに思われるのではないかと思いますけれども、実は内部的に見たときには、県を代表するような行事や何かがあったときに、私か副知事しか行けないということで、今まで3人でやっていた仕事を2人でやっているという状況で、そこには無理が来ているということは、どうかご理解をいただきたいというふうに思っているところでございます。




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