○毎日新聞
　別の話でよろしいでしょうか。
　すみません、例のコムスンの絡みで、先日、指定取消がありましたけれども、そのときに介護報酬の返還額がまだ未算定だというお話しだったんですが、その前に、最初に大阪で出たときには、もう発表時点では何かざっと出ていたみたいなんですが、その辺の、あくまでも保険者のやることだからというのは担当課の話だったんですが、その辺の違いといいますか、都道府県によって、厚労省に聞いたら、その辺は都道府県の考え方でどっちでも構いませんという形だったんですが、その辺の考え方といいますか、大阪がやっているんだから、佐賀県にできないことはあるまいと僕なんかは思うんですが、なぜできないのでしょうというか……。
○知事
　すみません、その問題、私、知らなかったので、ちょっと間違っているかもしれませんが、この返還額について大阪府が公表できたということ、そしてまた、国においてもそれはそれぞれの地域で判断してくださいということであれば、佐賀県としてなぜそれを公表できないのかというふうなことについて、きちんと説明をしなければいけないだろうと思います。
　仮に、それは保険者がするということでありましても、それは保険者から聞いて発表するというようなことも可能でありますし、保険者と県とで同じく発表するといったことも可能でありますので、それはもう少し担当課の方に、ちょっと私自身としても納得のいく説明を聞いてみたいと思います。
　今、メモが入ったのを読み上げますと、介護報酬の返還額については、各保険者が調査をして返還額を決めることになっていて、県では現時点ではまだ把握をしていないから言えないということであって、把握をした後も言わないというふうなことではないというふうに理解はしているんですが、何で大阪府は既に終わって、我が県が終わっていないのか、その辺もわかりませんので、その辺も含めて、またよくしっかり把握をしておきたいと思います。
○毎日新聞
　つけ加えというか、ある保険者に聞いたら、県がやるもんだと思っていたという答えも返ってきまして、その辺もよろしくお願いします。
○知事
　わかりました。よく言っておきます。