○読売新聞
　今の発表分で1点確認なんですが、試験研究機関の人員的な体制、これは平日と同じような形の人員体制で臨まれるんですか。
○知事
　いや、基本的には、平日のうちに事前に予約というものをお願いしていきますので、必要な人員を緊急に配置するということになります。そして、その人員は、いわば平日に振り替えて休みをとってもらうということになります。
○読売新聞
　特に想定される分野といいますか、どういうものに対応できるという具合に、いろんな研究機関があるんですけれども、特にこういう部分という分野というのは、何か期待感があるのはどこら辺のところが。
○知事
　例えば、特に最近、佐賀県に多く進出している自動車関連産業なんかは、ほかの業種もそうですけれども、特に、非常に時間管理が厳しく求められていまして、また、製品についての品質も非常に厳しいものが求められています。そういう時間的にも品質的にも非常に厳しいものが求められているものについて、何か不具合があったようなときに緊急に対応できるというのは非常にメリットになるのではないかと考えています。
○読売新聞
　じゃ、第1次産業というか、むしろそういうメカニカルな、そちらの方に非常に効果があるんじゃないかということなんでしょうか。
○知事
　はい、そんなふうに考えています。
　第1次産業の部分は、これまでも、例えば普及センターの職員の携帯番号を生産者がご存じで、何かあれば土日でも夜でも連絡をしていたという実態なんかもございましたので、そこは、いわばこの制度というものを実態に合わせるようにしたということに第1次産業の場合にはなるのかなと思っておりますけれども、特に制度化という意味で大きく意味があるのは、そのメカニカルな分野ではないかと思います。