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記者会見
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質疑応答:「せんたく」発足(その1)
○西日本新聞
 20日に発足しました政策論議を呼びかける「せんたく」(地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合)ですね、2点ありまして、1つは、あらためて意気込みを伺いたいのが1つと、もう1つは、きのう鹿児島県の伊藤知事の定例会見で必要性がわからないと伊藤知事が否定的な見解を示したんですけれども、そのことについてどう思われるかということです。
○知事
 まず、この「せんたく」に向けての私の意気込みでございますけれども、今、この道路特財の問題もそうですけれども、参議院選挙の結果、いわゆるねじれというものが生じていって、なかなか力のある政策を実行していく、決めていくということが、今、国政の場で難しくなってきております。こういったことが長く続いてはいけないということで、それをなくしていくために、私どもの1つの提案として、国会の中でやるとどうしても与党、野党という対立が出てまいります。それとは全く別のプラットホームをつくって、そこで与野党の別なく国会議員の方々にも議論をしていただき、また、学者や私ども現場にいる立場からも議論に参画をしていった上で、もうこれについてはきちんと法律を通していこうと。また、一定のものについては、これはどうしても意見が合わない。それはそれぞれ次の総選挙に向けてしっかりとマニフェストに書き込んで、政権の選択が国民にできるようにしていく、そういうことを何か形としてできないかというふうなことで、大体昨年の秋ぐらいからいろんな話が始まりまして、それで今回、このような方にまとまったというものでございます。
 その与野党に対して、私どもこの「せんたく」の発起人として求めたいこととしては地域が主役であるということと、あと生活者起点だという、この2つのことがあると思っておりまして、この2つの柱の上に立って、その党派を超えた真摯な議論が行われることを期待しているところでございます。
 次に、これについて要らないんじゃないかというお話があったということでございますが、これは始まったばかりでございますし、この「せんたく」が何を目指しているのかということについては、まだ十分に理解が広まっていない部分もあろうかと思いますが、今の政治状況のままでいいというふうには、伊藤知事を含め多くの方々は思っておられないのではないかと思います。私はこの政治状況が何とかいいものになっていくように、どこの党がやっているから反対とか、向こうが言うならこっちは反対だとかというふうなことじゃなくて、本当に、今、この時期に必要な政策を実現していくような、そういう議論の場をつくっていきたいという思いからでございまして、これは運動でございますので、どういう展開になっていくのか読めないところもありますけれども、私は今のこの混迷した政局の中では、必要なことではないかと思っております。




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