それでは、新年の思いに引き続きまして、今年、これから行いたい政策のトップとして、原油価格の高騰に対しての対策本部と総合相談窓口の設置について、ご説明を申し上げます。
　本日、1月4日に原油価格高騰対策本部を県庁内に設置をします。最近、原油の価格が非常に高くなって、ガソリンをはじめとして、さまざまな分野に深刻な影響を与えております。その結果、現場から「何とかしてほしい」という声がいろいろございます。こうしたことにこたえて、総合的な対策を講じていきたいということで、本部を設置するものでございます。
　対策本部は、きょう午後3時から特別会議室のAにおいて会議を始め、ここで設置をいたします。本部長は副知事、副本部長にくらし環境本部長で、本部員は各本部(部)長、教育長でございます。
　また併せて、来週の月曜日から総合相談窓口を設置します。旅券センターの中に設置をしまして、専属の職員2名、専用回線2回線を置きます。そして、この専用電話で対応させていただきます。県や国の対策に関する相談や、各種の貸付制度、各種の専門相談機関、ガソリンなどをはじめとするところの価格に対する苦情、こうしたことの相談窓口をつくりまして、まずはどういった事柄に不安を持ち、悩んでおられるのか、それに対して何らかの対応できる措置があるのか、こうしたことの情報収集というものを、こちらとしてもしたいというふうに思っているところでございます。
　こうしたことによりまして、県単独で何ができるのか、そうしたことを見出していきたいと思っております。
　もとより原油の価格が上がっているのは佐賀県だけではありません。国でも国としての対策を年末に講じたところでもございますし、県でできることには限りはあると思いますけれども、できる限り現場の声を聞いた上で、何らかの形の対応をしていきたい、そういう気持ちで、こうした総合相談窓口を設置するものでございます。
　 私のほうからは以上でございます。