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記者会見
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質疑応答:新年の思い
○読売新聞
 まず、知事の年頭のごあいさつに関しての質問なんですが、障害福祉ともう1つ、佐賀の財産を見直す年にしたいというようにおっしゃったんですが、具体的施策を今、お考えでお持ちだったら教えていただきたいんですが。
○知事
 1つイメージにあるのが、虹の松原の再生に関してのことでございまして、これについては、今年から森林環境税が始まりますので、そうしたものを使って虹の松原の再生というものに取り組んでいきたいと思っております。虹の松原といいながら、随分、広葉樹も増えてきておりますし、あれだけの広い松原を、現在の非常に厳しい国費の環境の中で、森林管理署だけでカバーをしていくのは大変難しい状況になっています。県民協働のスタイルをとりながら、どうやって本来の虹の松原に近い形にしていくのかということについて、今年は具体的な政策を実行していきたいと思っております。
○読売新聞
 障害福祉のほうではいかがでしょうか。冒頭まず第一番目におっしゃったんですが。
○知事
 今年度と言うべきでしょうか、去年の6月議会で通していただいた予算の中で、チャレンジドと企業の架け橋事業というものをスタートさせました。これによりまして、まだ働いておられない障害をお持ちの方々に対して企業を紹介して雇用に結びつけるといったものを、数十人の単位でやってまいりました。今年はさらに、それを今度は学校と企業を結びつける架け橋というものをやってみたいと思っております。特別支援学校に在学する子供を一般的な企業に就労させていくための架け橋を、こういう企業と作業所との架け橋、施設との架け橋をやっていた方々にお願いをして、さらに人を増やして、ある程度のノウハウを身につけたというふうに思っておりますので、そういったことを使って、さらに新しく企業に勤めることのできる人の数を増やしていきたいと思っております。
○読売新聞
 障害を持つ人が普通に暮らせる地域づくりというのもおっしゃったんですが、その点ではいかがなんでしょうか。
○知事
 これは県民の各層にわたっての理解活動をやっていくということに尽きると思います。特別なところに特別な人がいるという感じではなくて、もう普通の地域に普通にいろんな人がいらっしゃるんだということを県民の方にわかっていただくことを今年目指したいと思っておりまして、それについては、例えば、今アイデアの段階ではありますけれども、そういう県民に理解を求めるキャラバンのようなものをずうっと県内あちこちでやっていこうではないかというふうなアイデアも出てきております。何か特別なことをというのではなくて、普通のところで普通に見かけるようになる、普通にいるのが当たり前になる、こういったことをぜひ皆様、県民の1人でも多くの方々に肌でわかっていただくことを何か考えたいと思っております。




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