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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

発表項目:インフルエンザ半減キャンペーン2008を行います

 次がインフルエンザの半減キャンペーンです。
 そろそろインフルエンザの季節がやってきました。
 佐賀県では、今年「佐賀県インフルエンザ半減宣言」を行います。インフルエンザにかかる人の数を半分にしようという宣言です。
 この半減宣言に賛同する事業所の募集をまず行います。登録証を交付し、県のホームページで事業所のPRを行います。また、広告塔やさまざまな媒体を使ってこのキャンペーンの広報・普及を行いまして、そのスタートとして11月はキャンペーンの推進月間といたします。県民が多く集まる施設でパネル展を行ってまいります。
 「佐賀県インフルエンザ半減宣言」という形で、何をしたらいいのかということをわかりやすくまとめてみました。
 せきやくしゃみが出るときにはマスクをする。石けんでの手洗いを励行する。早目に予防接種を受ける。かかったかなと思ったら、早目に医療機関に受診をする。かかったときには休む。食事、睡眠をしっかりとる。
 こうしたこと、いわば当たり前のように見えますけれども、こうしたことを自分自身で実行していただくことによって、自分もかからず、またかかっても重くならず、そして人にうつさずに済むという3つの利点があるものと考えています。
 その率先すべき県庁という一つの事業所としての取り組みをこれから申し上げます。
 各所属にインフルエンザ対策推進員を設置いたしまして、この半減宣言の周知をそれぞれの職員に図っていただきます。また、予防接種をしてもらっているかどうかといったことについても把握をいたしまして、また、かかっているかどうかということの把握もお願いします。
 また、何より部屋の中の換気をしないことがインフルエンザの流行につながっていきますので、事務をとる部屋の換気をしっかりやってもらうということについて、この推進員の方が中心になって意識を持っていただくということをお願いしたいと思っています。
 目標は2つです。
 り患率、去年は6%でしたけれども、それを3%にしたいと思っています。また、予防接種は去年、県職員の30%が大体予防接種をしたというふうに見ていますけれども、それを2倍にしたいというふうに思っています。予防接種を2倍にし、り患率を半分にする。これが佐賀県庁の目標です。
 また、「くすかぜ広場」、そこのすぐ近くにこういう塔が建っていますけれども、それにこういう形の屋外広告塔もつくりたいと思っています。
 繰り返しになりますが、県民お一人お一人の取り組みとしては、せき、くしゃみがあるときには、まずマスクを使っていただくということ。そして、手洗い、うがい、基本的なことですが、手についているウイルス、のどに付着しているウイルス、こうしたものを除去していくためには手洗いとうがいが何よりであります。
 それと体温計です。ほとんどのお宅には体温計があると思います。県職員で調べたときにも98%近い職員の家には体温計がありました。この体温計を使って、1つの目安は38度です。38度以上の熱があるときには無理をしない。今までは、そういったときにも無理をして仕事をすることが美徳と言われた時代もありましたけれども、今はそういう状況で街や職場に出て行くと、かえってほかの人に迷惑をかけるということを意識する時代になってきたというふうに思います。体温計を活用して38度以上あれば、出勤をせずに静養をする。そのことが自分の体にとっても、そして組織や社会にとってもプラスになるというふうなことを私どもとしては訴えていきたいと思っています。こうしたインフルエンザに対する取り組み、これは既存のインフルエンザですけれども、こうしたことに対する取り組みの意識が高まることによって、結果的に新型インフルエンザが発生したときの対応にもつながるというふうに考えています。
 一筆啓上、「マスク、手洗い、予防接種、早めの受診に外出控え」ということでございまして、こうしたものをとにかく折に触れて繰り返すことによって意識し、しかも行動に結びつけていただきたい。
 私からは以上でございます。

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