○佐賀新聞
　佐賀新聞ですけれども、菖蒲処分場の件で中断がちょっと長くなっているようなんですけれども、試運転を再開するめどはどうなっているのかということと、あと稼働がおくれてしまうんじゃないかというのが現実的になっている、その辺をどうとらえられているかということです。
○知事
　現時点でまだ地元の方々のご理解が得られていないことは非常に残念だと思っております。地元の方々が求めておられるのが、試運転のデータを見せてくれというお話でございますので、現在それを事業者であるクボタに求めているところです。私どもは環境保全協定の中で、住民の方から必要と言われた書類については出しますよということをお約束していますので、それは出さなくてはいけないと思っておりますが、いかんせんクボタという第三者の企業が持っている情報でありますので、現時点においてまだクボタの了解を得られていない状況です。これを一日も早くクボタから情報を得て、住民の方々にお示しをして、そしてご理解を得て、また試運転の再開にこぎつけたいというふうに思っています。
○佐賀新聞
　1月の稼働という予定だったんですけれども、試運転は多分12月末までぎりぎりまで組んであったと思うんですけれども、これで2週間以上あれしていますから、その辺、稼働はやっぱり遅れてしまうんでしょうか。
○知事
　すごく余裕を見て日程を組んでいたわけではありませんので、ぎちぎちに組んでいる日程からはずれていくことも、それは相手のある話で、交渉して理解をいただかないといけませんので、もう何が何でもこの日までにするということではなかろうというふうに思っています。
　本当は遅らせたくはありませんし、遅らせることによって新たに損害が発生したり、もともと入れるはずだったものが入ってこないということで収入減にもつながっていきますので、できるだけ早くご理解を得て試運転を再開したいという思いでいっぱいですが、これが長引けば、本格的な稼働の日程に影響が出てくるということは避けられないかもしれないと思っています。