TCY ̑傫b ̑傫b ̑傫b
記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

質疑応答:さがほのか
○時事通信
 イチゴの話、唐突ですみません。栃木県でイチゴに特化した研究所がつくられたんですけれども、佐賀でもイチゴの生産は盛んですけれども、新品種の改良だとか流通、消費拡大について、何か県として策があれば教えてください。
○知事
 私も栃木のを見て、栃木は今、全国一の産地ですから、やっぱり非常に熱心だなというふうなことを思いました。ただ逆に、それだけ特化した研究所をつくられるということは、今の地位に安閑としていられないと思っていらっしゃることのあらわれだとも思っています。
 佐賀県では、さがほのかを開発して、それが数年前の平成15年までは佐賀県内だけということでしたけれども、ある程度栽培の技術的なめどがついたということで、それの栽培を望むほかの県にも普及をさせていて、今、たしか3番ぐらいのシェアになっているんではないかなというふうに思います。
 ただ、このさがほのかそのものも、ずっとあと10年も20年も使える品種ではございませんので、今、実は佐賀県内の研究機関で新しいイチゴの開発を進めてきています。先般も報告を受けましたが、かなり研究が進んできているというふうにも聞いていますので、そういうライバル県の出すいろんな新品種のタイミングやその内容を見ていきながら、佐賀県としても機を逃さないようにしていかなければいけないというふうに思っています。
 さがほのかは栽培が難しいということや、特に、イチゴが一番売れる時期というのは12月のクリスマスシーズンなわけですね。クリスマスシーズンのときにMサイズぐらいの粒のそろったものをどれだけ出せるかということで大体イチゴ農家の収入が決まるような要素もあるわけなんですが、さがほのかはそれよりも遅い時期に強いというふうなところがあるわけなんです。この早い時期に何とか出荷したいというふうなイチゴ農家の声もあります。一方で、さがほのかはほかのイチゴに比べるともちがいいというのが特徴で、逆に輸出には向いているというふうなことがあります。ほかの足の早いイチゴと違って、店頭に何日並べておいても新鮮さが保てるというのはさがほのかの特徴でもありますので、そういったことを考えながら、さがほのかよりもさらにいい品種の開発ができるだけ早くできるように私も期待しています。

「記者会見」トップに戻る 同日記事トップに戻る トップページに戻る

Copyright 2006-2024 Saga Prefecture. All rights reserved.
このサイト内の文章や画像を無断掲載することを禁じます。