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記者会見
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質疑応答:壱岐水道での海砂の認可区域
○朝日新聞
 壱岐水道での海砂の認可区域についてお尋ねします。
 長崎が以前、等距離ラインを主張していたんですけれども、最近になって、漁業取り締まりラインにしてきました。佐賀の漁師さんたちが、自分たちの海なのにおかしいのではないかという主張をしているんですが、この点について、知事はどう思われますでしょうか。
○知事
 私もおかしいと思いますね。今、経緯をずっと調べさせていますけれども、もともとは等距離ラインということで長崎県は主張してきていたと。私どもも、基本的にはその線というものが一つの基準なんだろうと思っていたと思うんですね。それが、平成13年に、それよりもやや我が県が下がるような形で漁業の取り締まりが一定のラインになっているということを聞いて、それは何か根拠があることなのか、それとも、それは暫定ではなく恒久のことなのか、そういったことを調べさせています。
 私は、漁業の取り締まりという便宜的な要素ではなくて、やはりあるべきところで引くべきだというふうに考えています。それを考えると、今のラインではなくて、等距離ラインというのが私は非常に現実的でもあり、かつ、論理的にもかなう線ではないかなと思っています。
○朝日新聞
 今現在、長崎の業者が等距離ラインから佐賀県側で、2つの区域で砂を取っているんですが、それについて3カ月に1回、長崎のほうが認可を出しているんですが、それについて、ちょっとその認可を出すのを待ってほしいということを長崎に申し入れられることは考えていらっしゃいますか。
○知事
 それも含めて考えないといけないと思います。我々は、我々が主張しているラインと違うところで行政行為が行われているわけですから、それはやめてもらわないといけないだろうというふうに思います。
 ですから、話し合いがどう解決していくかということがありますし、また現実に、この7年間、佐賀県がそのラインを黙認してきたというか、認めてきたということはあるんだろうと思いますけれども、それをこのまま引き続き、認め続けるわけにはいかないのではないかというふうに考えています。
○朝日新聞
 申し入れは年内にも申し入れられるということでいいでしょうか。
○知事
 いつやるかは、まだ担当課と話し合いをしたいと思いますけれども、11月の11日だったと思いますが、担当同士でまず話し合いをして、この境界問題が未解決であるということについては確認ができています。未解決であるということは決めなくてはいけないということを確認できているというふうに思っていますので、私のほうからも、できるだけ早く第2回目の協議を行うように指示をしました。
○朝日新聞
 最後に一つなんですけれども、よろしいでしょうか。
 今まで担当課が、いわゆる口約束のレベルで文書協議をせずに担当課同士、事務レベルで記録も残さずに協議をしたみたいなんですけれども、それについては不適切だなというふうに僕は思うんですが、知事はその点についてどう思われますでしょうか。
○知事
 不適切だと思います。

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