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記者会見
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質疑応答:ことし1年を振り返って
○STS
 月並みですけれども、年末ということで、ことしの全体の知事の御印象、それから、一言で総括的な言葉で表すとすればどういったものかを含めて、御感想を聞かせてください。
○知事
 ことし1年間を振り返ってみると、県全体をとってみたときと県政をとってみたときにはちょっと様相が違うのかなと思っています。県政の各テーマという意味について言えば、九州新幹線西九州ルートの着工ができましたし、また、がんの粒子線施設についてもプロジェクトがスタートしましたし、早稲田の系属校の案件についても、大体一定のめどが立ちつつあるような状況になってきています。こうした県政としてのいろんなテーマについては、進歩した、充実をしていった、充実の「充」の字が当てられてもおかしくない1年ではなかったかと思います。
 ただ一方で、県民生活という面について言えば、この間の清水寺の一文字にもありましたが、私は「変」という字がもうぴったりの1年だったと思います。「変」の最たるものは、石油の値段であります。130円ぐらいで始まって180円、190円になって、今100円を切るか切らないかぐらいになってきている。これだけ大きく変わったものはなかっただろうと思います。また一方で、地球環境の変化というものにも注目の集まった年でもありました。洞爺湖で開かれたサミットでは、この地球温暖化の問題があらためて地球全体の問題として取り上げられました。こうしたものも、これは"ファニー"ではなく、"クライメート・チェンジ(気候変動)"という意味での変化というものを象徴させる年だったと思います。
 もう1つ、このチェンジという意味でいけば、米国の大統領が新しく変わることになったということも、またことしの象徴ではなかったかと思います。
 長い間続いてきている中東での紛争というものにも、一定のめどがこれからつきつつあるのではないかとも考えます。新しい大統領がそういう世界の中での存在感や、また経済対策にぜひ敏腕を振るっていただくことを期待したいというふうに思っておりますけれども、そういういろんな意味で「変」という年だったのではないかなと思っています。
○日経新聞
 来年の抱負みたいなのは。
○知事
 年始で言わなくていいですか。




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