○ＦＭ佐賀
　　サッカーなんですけれども、今年のサガン鳥栖の戦い、一年が終わりまして、ちょっと御感想をお願いします。
○知事
　よくやってくれたなと。本当に一年間を通してあれだけ楽しませていただいて、最後、天皇杯もあそこまで行って、天皇杯はサガンドリームスの営業には関係はないみたいですけど、本当に一年間楽しませていただいたなというふうに思っています。
　やっぱり、プロサッカーは特になんですけれども、その会社が続いていかなければ、チームやクラブも存続していくことができないわけでありますけれども、去年から今年にかけて、サガンドリームスは大なたを振るわれて、人件費を相当カットしたわけですね。スポーツの世界において人件費をカットするということは、すなわち、戦力ダウンを意味することが多いわけでありますけれども、そういう中にあって、順位のほうを上げたというのは、これはなかなかできることではありません。井川社長をはじめとする、経営陣の方の指導力というか、リーダーシップに心から敬意を表したいと思っておりますし、来年も、もちろんこういう経済情勢ですから、スポンサーの獲得は厳しくなると思うんですが、そういうときだからこそ、ぜひ県民の皆さんやサポーターの皆さんには、ベアスタ（ベストアメニティスタジアム）に足を運んでいただいて、憂さ晴らしなり元気づけをぜひ皆さんでやっていくようなことができればというふうに思っております。
　来年は、大きなスポンサーに頼っていたところが、逆にサガンよりももっと厳しくなるだろうというふうに言われております。サガンは、比較的地域に密着した企業の支援を受けておりますので、来年、厳しい中でも、額はどうしても減っていくとは思いますけれども、来年も支援を続けるからというお約束を随分得ているというふうにも伺っているところでございまして、企業の支援は減るかもしれませんけど、その分、県民の、そしてサポーターの支援が大きく増えていって、来年こそは悲願成就できるような、そういう年になればと思っています。