質疑応答:「さが県民債」(その1)
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○朝日新聞
県民債についてなんですが、今回添えられたようなこういったIRの情報を添えて公募債を募るということでしょうかね。今回添えられた資料を、例えば、市中銀行に置くとか、ホームページにもこれを掲載するとかして、投資家の人にもこれを見てもらうというような形で、今回、公募債を募っていくということでしょうか。
○知事
ざくっと言えば、そういうことになります。つまり、IRをして、県の財政状況について知っていただいた上で県民債を購入していただくということでありますので、その一助になればと思ってホームページにも掲載をいたします。個別に配るということは考えておりませんけれども、こうしたことによって、買おうかどうしようかと考えておられる方に対して、財政状況をきちんとお示しをするという考え方でこのようにしました。
○朝日新聞
この資料はかなりコンパクトに全体がまとまっていると思うんですけれども、これまでもこういう公募債、市場型の公募債ですね、何度もなさっておられたと思うんですが、こういった資料を用意するというのは、今回、初めてでしょうかね。
○知事
これだけ詳しいものを準備したというのは初めてでございます。
ただ、私自身は、IRについては、これまでもずっとやってきてはおりました。今回、特に充実をさせましたのは、行財政改革緊急プログラムVer.2.0を策定した、その最初の年ということでもありまして、県の財政状況について、この県民債を買おうかどうしようかという投資家の方々、一般の県民の方々が、私どもの財政状況に対する関心が高くなったのではないかというふうに思って、充実をさせたところでございます。
○朝日新聞
あと、住民参加型の市場公募債というのは、これは県では何度か試みは今までもおありですよね。
○知事
はい、毎年やっています。
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