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記者会見
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質疑応答:佐賀牛の輸出
STS
 知事は先週から今週にかけて中東のドバイに行かれたということなんですけれども、その行かれた理由の1つに、佐賀牛の輸出ができないかという事前調査も兼ねているというふうに聞いておりますけれども、実際にその辺の輸出できるかどうかの見通しとかはどうだったのかと。ネックがあるとすればどういうことなのかと、成果をちょっと聞かせてください。
○知事
 ドバイへの旅行自体はプライベートなものだったんですけど、せっかく行くからということで、いろんなお店を回って、意識して肉を食べ、また、総領事はじめいろんな方々のお話も伺ってきました。その結果で申し上げれば、この中東、とりわけドバイの市場というのは、佐賀牛にとって大変魅力のある市場だということを感じました。
 1つには、いわば非常においしい肉を出しているはずの日本料理店やホテルのレストランにおいても、日本で食べられるような刺しの入ったいい肉というものは供給されていないということが現状だったということがわかったということであります。大体はニュージーランドや豪州から来た割と赤身系の肉ばかりでございまして、そうした点からして、また、現地に住んでおられる方々のご意見を伺っても全く入っていないので、ぜひほしいという声がかなり強くございました。そうしたこともありますし、ドバイはご承知のように、今、世界じゅうからいろんな意味で資金が集まっているところでございますし、ドバイだけでなく隣の首長国のアブダビでありますとか、また、これからの発展が見込まれているカタールでありますとか、こうした中東の国々というのは、非常にいろんな物を買う力もあるところだと、あらためて感じたところでございました。
 ネックがあるとしますと、現在、このドバイが属しておりますUAE、アラブ首長国連邦という国は、まだ日本からの牛肉の輸入の解禁ができておりません。それに向けて、今いろんな機関がさまざまな取組をされているというふうには伺っておりますけれども、そうした取組の成果を受けて解禁になったときに、いち早く佐賀牛を持っていって、おいしい牛肉は佐賀牛だということが現地の方に広まるようにしていきたいと思っております。
 また、既にお隣のというか、同じ地域のクウェートにおいては、牛肉の輸入が解禁されておりますので、このクウェートに対しては、既に去年の12月に試験的に佐賀牛を持っていったりもしておりますので、こうした実績をうまく使っていきながら、ぜひそこでまず佐賀牛が売れるというふうな実績をつくって、ドバイやほかの国にもぜひ輸出という実績をつくっていきたいと思っています。




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