TCY ̑傫b ̑傫b ̑傫b
記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

質疑応答:県立病院好生館の医療ミス
○NHK
 また別の話になるんですけど、先日、県立病院好生館のほうで医療ミスというか、手術中のトラブルによって麻痺が残った方に対する示談が成立したということがわかったわけなんですけれども、これについて、3年前、2005年の話だったわけなんですが、これまで公表されてこなかったということで、伺うと、そういう公表についてのガイドラインというようなものも特になかったというようなことが言われていまして、重大な問題であるだけに、情報をいち早く公開するということ、当然当事者との関係はあるにしても、これは重要なことだというふうに私は思うんですが、これについてどのようにお考えで、今後どういうふうにされていくお考えがあるかということをお願いします。
○知事
 私もそのように思います。実は、2年前ぐらいに議会に議案として提出をした医療関係の事故がございまして、そのときに議論をしたときに、議会にかける、かけないにかかわらず、この医療事故について公表する基準をつくるべきだということについて、私自身は指示をしたつもりでおりました。それについては、好生館事務当局もそういう議論があったということは承知をしておりましたが、いつまでにきちんとした形でつくれという指示とは受け止めていなかったというふうなこともありまして、もうちょっと明確に指示をすればよかったと反省をしたところでございます。今回もこのようなことがございましたので、早急に公表基準をきちんとつくるようにということを、あらためて指示をいたしました。できるだけ早く策定をしたいと考えております。
NHK
 具体的に、例えば、どういったものが参考になるとか、これからお調べになるのかもしれませんけれども、どういった方針でやっていかなきゃいけないかということでお考えの部分ありますでしょうか。やっぱりその当事者との関係というのが大事になってくるということもあるとは思うんですが。
○知事
 そうですね。まず一つは、この公表基準そのものについては、私どももざっと見たところ、ほかの大きな病院、公的な病院では既に策定されているところもありますので、そこを見ていきながらということになるかというふうに思っております。問題は、当事者というか、患者さんから見たときに、公表してほしくないと言われた案件をどうしていくかということになろうかというふうに思いますけれども、そこが本当に患者さんが望まれて公表したくないとおっしゃっているのか、公表しないと言ってくれないかなというふうなことになってしまうと運用がおかしくなってしまいますので、そこをどう考えるのかということと、一定以上の重大な事故だった場合には、患者様のおっしゃっているものと起きた物事の重さというものをどうバランスをかけるのかとか、そうしたことを考える際に、どこか何か判断するような機関とか組織が要らないのかとか、そうしたところがあるのではないかというふうに私は考えております。




「記者会見」トップに戻る 同日記事トップに戻る トップページに戻る

Copyright 2006-2024 Saga Prefecture. All rights reserved.
このサイト内の文章や画像を無断掲載することを禁じます。