それでは、定例記者会見を始めます。
　私からは2点であります。
　まず、写真家のアラーキーこと荒木経惟(のぶよし)さんが佐賀の人の顔500人を撮った写真展がいよいよ開催の運びになりました。これは荒木さんが全国47都道府県の人の今の時点におけるいろんな顔を撮っておこうということで始められているものでありまして、モデルは県内各地域のさまざまな職業、年齢層から一般公募をしました。そして、荒木さんの方で選考していただいて、県民405組、847人の方の写真が載っています。
　この中には、酒井田柿右衛門先生、井上萬二先生など、例えば焼き物界を代表するような方をはじめとして、あと全国高校総体の佐賀大会で活躍した高校生といった、こうした方、そしてまた、例えば、ノリをとっていらっしゃる漁業者の方など、佐賀県らしい人たちを含めた、非常にバラエティに富んだ人の顔が写し出されています。
　写真展は、佐賀と唐津と2カ所で行われます。
　佐賀会場ですが、2月15日金曜日から3月2日まで、月曜日を除く毎日、佐賀県立美術館で9時半から18時まで行われます。
　その後、唐津に場所を移動しまして、3月12日から3月20日まで、月曜日以外の毎日10時から17時まで唐津市民会館の会場をお借りして行われることになります。
　入場料は500円ですが、高校生以下は無料になっています。今の時点で、この佐賀県民の顔というのがどういう顔だったかということを将来的に残すという、非常に意義のあるプロジェクトだと思っておりまして、佐賀県としても協力をさせていただきました。ぜひ多くの方のご来場を期待しています。
　また、これに併せまして、佐賀会場のオープニングの2月15日の金曜日、開会式が終わった後、荒木さんを交えて座談会が行われます。2月15日の午後2時から午後3時、佐賀県立美術館ホールで荒木経惟さん、筒井ガンコ堂さん、よしのがり牟田さん、そして私の4人でいろんな佐賀の顔についてのトークを行うことにしておりますので、これにも、ぜひ来ていただければと思うところでございます。