配布資料:次世代高速無線システムWiMAX(ワイマックス)※注1
の実験を九州で初めて実施します
県では、今年度から公共サービスの質の向上や経費節減等を図るため「イノベーションさがプロジェクト」※注2に取り組んでいます。その中の一つとして、次世代の高速無線通信規格のWiMAXを活用した民間との共同実験を行います。 1 共同実験のテーマ 2 共同実験の目的 3 共同実験の実施予定時期 4 共同実験の概要 WiMAXの利用に当たり、技術的な実現可能性について検証を行います。
(1) インターネット接続実験 WiMAXを利用した高速インターネット接続の検証を行います。 (2) 映像伝送実験 WiMAXの電波を利用した映像の伝送実験を行い、画質の検証を行います。 (3) IP電話による通話実験 WiMAXの電波を利用したIP電話からの他の電話(NTT回線固定電話、携帯電話)への通話の検証を行います。 (4) 高速移動体受信実験 今回実験を行うWiMAXの電波範囲内を乗用車で移動しながら、高速インターネット接続の検証を行います。 (5) 到達距離実験 電波の到達距離について検証を行います。 (2) 体験実験(3月実施予定)
上記(1)で技術的検証を行った内容について、県民参加型のWiMAX体験イベントを開催します。
(1) 実施時期(予定) 平成20年3月中旬 (2) 場所(予定) どんどんどんの森周辺 (3) イベント内容(予定) ○ 高速インターネット体験コーナーの設置 ○ 映像伝送実験コーナーの設置 ○ IP電話体験コーナーの設置 等 5 共同実験の相手方 佐賀デジタルネットワーク株式会社 佐賀市天神3丁目2−24 代表取締役 古賀 久登 6 WiMAX活用により期待される効果 ○ いつでも、どこでも高速インターネットサービスへの接続が可能となります。
○ 地理的条件による情報格差の解消が図られます。 ○ 携帯電話等での小容量の映像伝送と比較して、大容量のデータ伝送が可能となり、例えば防災現場からの高精細映像伝送等への活用による迅速な災害対策などに繋がります。 ○ 高精細映像伝送等の活用により、事故現場や災害現場、そして移動中の救急車両等でも遠隔医療が可能となるほか、在宅患者への遠隔診療が可能となります。 ○ 高速移動中でも、安定したブロードバンドインターネットの利用が出来るため、バスやタクシーなどでの観光情報案内等、地域コミュニティサービスが実施できます。 ○ 自宅や会社等で使っているIP電話が、屋外でも携帯電話として使用可能となります。 ※注1 WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access) ※注3 ユビキタス・ブロードバンド環境 参考 アンテナ及び送受信端末
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