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記者会見
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質疑応答:次世代高速無線システムWiMAX(ワイマックス)の実験を九州で初めて実施します
○朝日新聞
 こういう県単位の大きなWiMAXの実験は、例えば、九州以外のどちらかでは既にやられているような実績というのはございますか。
○知事
 九州以外でやったところは、去年の11月に福井県の敦賀市において行われていますし、また、岐阜県の飛騨市においても行われておりますが、これはあくまでも市単位なんですね。県というエリアで行おうとするのは今回が初めてということになります。ただ、具体的には、県庁の上に置きますので、実際に届くエリアは実態的には佐賀市エリアになるかもしれませんけれども、県がこうした形で主宰となってやっていくということについては初めてと言ってもいいかもしれません。
○朝日新聞
 とりあえず、今、想定されている要素としては、県の直接のものとしては、例えば、災害現場からの画像の送信ですとか、今挙げられたものと。あと全県的には、さらに一般の県民に拡大していくというと、例えば、光通信が来ていないところに、無線の基地局を使って中継するというようなイメージですけど、ほかに何か広く県民に直接還元していくというようなイメージというのはございますでしょうか。
○知事
 ケーブルテレビと併用してでも代用してでもいいんですけれども、やはり県民の方にとって一番使いやすいかなと思うのは、このブロードバンドというのがなかなか遠いとか、なかなか使いにくいという人たちにとって、これが普及していくと、本当にどこででも使えるようになるということじゃないかと思います。これが携帯電話に応用できれば、携帯電話で今iモードだとか、EZwebだとかアクセスしても非常にスピードは遅いと思いますけれども、こうしたものが非常に、10メガの単位ぐらいのものでできれば、まさに携帯電話そのものがコンピューターと同じ機能を持つようになっていきますので、インターネットへのアクセスという意味でも非常に価値があるんじゃないかなと思っています。だから、まずそれを一遍に全部というんじゃなくて、どこかの地域でモデル的にやらせていただければなと思っていまして、ぜひ佐賀県でそういったことをやってみたいと思っています。
○NBC
 このWiMAXですけれども、この実験はどれぐらいの予算をかけて行われるんでしょうか。
○知事
 これは県予算というものは必要ありませんで、県はいわば協力をしているだけで、総務省と一緒にやっていく佐賀デジタルネットワーク、そして技術協力をするフジクラというところが費用を分担して行われるということになります。だから、その意味でも私たちは新しい仕事の進め方だと思っていまして、県は声をかける、または音頭をとる、そして国に対して申請をするとか、そういう行為は一緒にやっていくけれども、費用分担はこれによってメリットを受けると思われるところが出していくというふうなやり方で、県として直接の費用分担はございません。

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