○読売新聞
　知事、1月25日に一般職員の給料4%カットの件なんですが、教育関係の2労組との交渉も終了ということになりまして、4月目標に向けて、あらためて知事としてのお考えと方向性を示していただきたいんですが。
○知事
　本来であれば、公務員の給与は人事委員会の勧告に基づいて実施していかなければいけないんだろうというふうに私自身思っておりますけれども、大変厳しい財政状況の中で知事部局、そして教職員の組合、そして組合はありませんけれども、警察の職員の方にもこうしたことについてのんでいただいたということについては、非常に感謝をしています。
　特に、教育関係の組合とは交渉は極めて大変だったというふうに伺っておりましたけれども、最終的には、どうしてもこの財政状況の中では、職員の方に協力をしていただくほかはないということと、また、こうして始める上には、一日も早く財政の健全化を成し遂げて、この給与カットという状況を戻すことができるように努力をするということを私自身思った次第であります。
　職員には、分野を問わず、とにかく今まで以上に働いてくれということを随分言っていますので、また、職員の数そのものも減ってきている中、1人の負荷というものは質的にも量的にも大きくなっているものがあると思う中で、こうしたことについて理解をいただいたということについては、私は感謝をしていますし、とにかくこれだけの犠牲を払ってやるわけですから、一日も早く財政の健全化を成し遂げたいと思っています。