○西日本新聞
　新幹線の話で起工式が決まりましたけど、起工式までに例のいわゆる施設を買う10億円、そして維持管理の2億3,000万円の長崎県との負担の話です。
　3つありまして、1つは、今既に決まったことがあって、発表できるものがあるかということと、もう1つは、今後話し合いの進め方、起工式までに決めたいということだったんですけど、どういうやり方で話をしていくのかということ、3番目が、結局規模ですね、具体的に7対3とか、6対4とあれば、そういう数字を示してもらえればと思います。
○知事
　まず、現時点では、長崎県との間で具体的に話が始まっているというわけではございませんが、4月28日という具体的な日取りが決まりましたので、この日までには決めてしまいたいと思っています。
　やり方としては、下から事務的にずっと上げていくということでもないのではないかとも思っておりますので、ある程度の管理的な立場の人同士での話から始めていくのかなというイメージを私は持っております。根拠となる数字は、いろんな考え方があるかと思うんですが、円周率みたいに難しい数字ではなくて、ある程度のわかりやすい形にまとめていくということなのかなと、そういうイメージを持っております。
　ただ、現時点で具体的に何対何が望ましいというふうなものは、まだ私どもの中でもまとめきっておりませんので、それを早急にまとめて、長崎県側との交渉に入りたいと考えております。
○西日本新聞
　あともう1つ、鹿島市、江北町、特に鹿島市と会って話をしたいというふうな話だったんですけど、今後、融和ということに関して何かあの段階で決まったことがあるのか、ないのか。
○知事
　これについても、まだ今決まっているものがあるというわけではございません。これもいろんなお考えが寄せられておりまして、行ったほうがいいんじゃないとか、いやいや、むしろ向こうのほうが来たいとおっしゃっているというふうなお話なんかもいろいろあるようでございますので、もう一定こういう形でがちっと決めるということではなくて、それぞれいろんな方々のご意見を聞きながら、具体的に決めていきたいと思っています。出ていくのか、来ていただくのか、また、個別なのか、まとめてなのか、そういうことについてもこれから決めていきたいとは思っております。現時点で決まったものはございません。