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記者会見
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質疑応答:粒子線がん治療施設(その2)
○STS
 冒頭、ちょっと粒子線がん治療施設の話が出ましたけれども、粒子線がん治療、とりあえず陽子線で入って、そして将来的には炭素線ということで、単純に考えると250億円ぐらいかかるわけですけど、運営は民間主体でやるということですけれども、これから提案書というのでしょうか、企画書をつくって、医療界とか産業界にお願いに回るわけですけれども、当初からこの250億円という炭素線導入を念頭に置いた上で、産業界への協力というんでしょうか、そういったやり方をされるんでしょうか。
○知事
 まず、陽子をやった上で、将来的には炭素をやりたいという構想自体は御説明をさせていただきます。ただ、今回の資金の確保は、まず陽子線の資金確保について、経済界にお話をさせていただこうと思っております。そして、私どもなりに今いろいろ資金計画をつくっておりますけれども、今回の場所のよさ、または、今九州の医療界の方々が非常に多く協力、賛同を申し出ていただいておりますので、そうしたことを考えると比較的短時間といいますか、十数年のうちにはある程度の資金を留保することができて、その資金を活用して次の炭素線の投資につなげることができるのではないかというふうに考えております。直接250億円必要ということではなくて、まずは陽子線をやって、その中で内部留保をつくっていって、それを次の投資に生かしていくというふうなことを考えたいと思っております。
○STS
 大体何社ぐらいの企業を目標にされているんでしょうか。
○知事
 今、具体的に何社というふうなことはありませんで、そこもできるだけ多くがいいのか、ある程度まとまったところを数社のほうがいいのかとかと、いろんなところを今議論しているところでございまして、県内、県外というのもございますし、そういったところについては今検討中でございます。
○STS
 全国どこでもこの施設の必要性というのは結構認めているわけですけれども、構想は持っていながら途中で立ち消えたり、頓挫しているところが結構各自治体あるんですけれども、佐賀県はそういうふうにならないんだというふうなところも、強い根拠というか、コメントをちょっといただきたいんですけれども。
○知事
 1つは、まずこれはやりましょうというふうに呼びかけをし、コミット(関係)しているというか、これをやるということを確約しているのが、まずは県であり、それに地元の市が協力するということを表明していただいているというのが非常に強いと思っております。そうした上に、今度は資金的なものとしては経済界にずっと出資ないし、今寄附という形になるのかどうかわかりませんが、そうしたことをお願いしていくわけでございますけれども、私どもは数年前から九州の経済界に対してはこの構想をずうっと話をしておりました。昨日今日急に出てきた話ではなくて、数年間かけて温めてきて、それなりの反応もあり、また、九州の大学病院の院長さんたちが来ていただいて、準備のための会議をして、そういう中で出された結論といった、一地域で考えるということではなくて、九州という地域が、いわば力を出し合って、この鳥栖につくっていこうというふうな結論を出していただいているというところがほかと違うよさではないかなと思っております。




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