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記者会見
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発表項目:佐賀城内のレトロな洋館を活かした利用提案を公募します

 まず最初に、佐賀城内にあります、こういうレトロな洋館を活かした利用提案の公募についてでございます。
この佐賀城の周りは、「佐賀城下再生百年構想」という構想を数年前に県が打ち出しまして、いわば時間をかけてでも、じっくりとこの地域を、この佐賀城の周りというふさわしいものにしていこう、いわば100年後まで受け継げるような品格のある佐賀城下の再生をしていこうと、こうした考え方のもとに再生を図ってきています。
 そういう中で、佐賀城本丸歴史館は既にオープンをしましたけれども、その近くにある、かつて佐賀県の警察部として使っていた庁舎、これを活かすことができないかということで、本丸と連携したような観光の拠点になったり、また、住民の方もお使いいただけるような地域振興の拠点になったり、また、地元の住民の方が観光客をもてなす場づくり、そうしたことからできないかというふうに考えました。
 場所は、ここが県庁で、ここが佐賀城本丸歴史館で、県立美術館、博物館がありまして、当該場所はここでございます。NHK佐賀放送局の前にある明治のレトロ風な建物でございます。
 敷地面積は1,500平方メートルぐらい、延床面積が473平方メートル、建築面積285平方メートルということになっていまして、明治19年に建築されたもので、昭和11年に今の場所に移ってきています。こういう形のレトロな木造風の洋館でございます。
 これをどう活かすかということで、私どもとしてはこの6点をポイントとしております。
 県産品の展示や販売、観光客のためのお土産物の提供をお願いしたい。これに伴いまして、今、佐賀城本丸歴史館の中にある物産コーナーは廃止をする予定でございます。
 また、飲み物や食事の提出、佐賀県の情報発信、佐賀城公園そのもののイメージアップと集客力の向上。そして、こうしたことをしていただいた場合には、3年間は当面使用料を免除して、4年目以降は2分の1を上限に協議をするというふうにしたいと考えているところでございます。明治時代のレトロな洋館の雰囲気を大切にした統一感のある利用を期待したいと思っておりますし、何より行政ではなく民間の経営ノウハウを生かしたいと思っているところでございます。
 例えばですけれども、こういう佐賀の物産の情報発信として、こうしたいろんな形が考えられると思いますし、また、喫茶、飲食、休憩スペース、こうしたものの利用もあるかなと思っておりますし、地域と一緒になっていろんなイベントにお使いいただくということも可能ではないかと思っています。
 空から見た図がこういうふうな感じになるわけでありますけれども、ここがその建物になりますけれども、少し周りをきれいにした上で、本丸歴史館に来る貸し切りバスを、この横の駐車場のほうにずっと誘導もしていきますので、そして、今現在1.5メートルの歩道を5メートルと幅を広げて、歩きやすい形にまとめていきたいと思っています。
 募集期間は、本日5月20日から8月22日までの約3カ月間でございます。多くの方々のご応募を期待しております。これが1点目でございます。

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