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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

質疑応答:ふるさと納税
○FM佐賀
 ふるさと納税の受け付けが始まりましたけれども、今のところの手ごたえと、この先何かまた周知徹底の方策なりありましたら、お願いします。
○知事
 最新の数値を申し上げますと、昨日までの段階で9名の方から合計46万円のご寄附をいただいております。出だしとしてはまあまあではないかなと思っておりますし、この法律が通ったその日に私どもはすぐシステムをスタートさせましたので、私どもの気持ちとしては、多分ふるさと納税第1号は佐賀県にしていただいたんではないかなというふうに思っているところでございます。
 ただ、こうしてそれぞれの県や市や町がいろんな取り組みを始めていますので、やや競争めいた感じになっているということは否めないかなと思っているんですが、大体基本的には出身地かゆかりのあるところというふうなケースが多いと思いますので、私はまず、私自身としてやりたいと思っていることは、これから県人会の季節になってまいります。中京、関西、そして東京というふうに続いていくわけでありますけれども、私自身が出かけていって、ぜひふるさと納税の訴えをしていきたいと思っていますし、担当の歳入戦略グループも一緒に行って、ずっとチラシなり説明をしていくということを考えています。
 これはまだできるかどうかわかりませんが、ぜひとも東京など、県外で県人会をやるときには、そこにモバイルでPCを持ち込んで、その場で申し込みができるようなことができないのかというふうなことを検討してほしいということを申し上げていまして、飲んだときに、よかよ、よかよというのはあるんですけど、飲んだときだけの話に終わりがちなもんですから、だったら今申し込みできますよという形でやっていっていただければよいのではないかというふうなことで、そうしたことも工夫の中に入れてやっていったらどうだというふうなことを担当課には検討するように命じています。
 前々から申し上げているんですが、ふるさと納税そのもので劇的に財政状況が改善するというふうには私も思っておりませんが、やっぱり遠く離れてしまっている方が、ふるさとに対して思いを起こすきっかけになることは事実だろうというふうに思っておりますし、地域のことやその地域の行政、政治についても関心を持っていただくこと自体は大変ありがたいと思っていますので、その手段として見たときには非常にいいものがあるんではないかなと思っております。
○毎日新聞
 今の関連で、他県のまねをする必要は別にないんですけど、何か東京事務所とか大阪事務所なんかに担当者を配置するとかいうことをするなりした県があると聞いたんですけど、何かそういうふうな人的な対応というのは、さらにするような体制づくりとか、新たにするようなことはありますか。
○知事
 あれを見たときに、なるほどと思ったんですよね。鹿児島県だったと思いますけれども、全くまねをするというのもちょっとなと思っているんですが、やっぱりそんなふうにして、それぞれの県が工夫を凝らしていくということ自体はいいなと思いましたので、同じような形になるかもしれませんし、また別の形になるかもしれませんけれども、取り組みの強化というのはしていきたいというふうに思っています。
 ただ、あんまり鹿児島県はただ5,000円を、いわば納税者が負担されることになるので、その分を何かの形でお返ししたほうがいいのではないかというふうなことをおっしゃっているようですけど、私はあんまり贈り物合戦みたいになるのもどうかなというふうに思っていまして、ある程度の自己負担を前提にしているのは、そこはやはり税の基本として、住んでいらっしゃる地域に対してお支払いいただくということは別になっているというのと、何かそういう引っ張り合戦だけになるというのはいかがなものかという税制調査会での議論があったというふうに理解しておりますので、そこのふるさと納税をしていただいた方に関するお礼というものは、私はやっぱり気持ち程度のほうがよいのではないかなというふうに思っております。




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