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記者会見
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質疑応答:粒子線がん治療施設
○STS
 粒子線がん治療施設の件ですけれども、県がどの程度の財政負担ができるかというのが一つポイントなんですけれども、5月中にもできればと、まとめたいとおっしゃっていましたけれども、そのあたりは今どうなっていますでしょうか。
○知事
 今、事務的な作業を詰めておりまして、現段階ではまだ決まっておりません。できれば、6月議会に間に合うように具体的な緒言を詰めていきたいと思っておりますが、今実際にほかでいろいろつくられたものを見に行ったり、その数値を調べたりしているんですけれども、なかなか今原材料である、特に鉄が上がってきたりしておりまして、過去の建設単価がそのまま使えないような状況とかがあったりしていまして、ちょっときちんとした試算を出すのにやや時間がかかっている状況でございます。
 そうすると、県の負担そのものは全体の事業費が幾らぐらいになるかといったことを見据えた上で判断をしていきたいと思っておりまして、現時点ではまだ決まっておりませんが、そうはいっても、現下の県の財政状況でございますので、たくさん何でもかんでも負担するというわけにはいかないというふうに思っておりまして、基本はSPC(エスピーシー)という特定目的会社を民間が主体になってつくって、そして、そこがどこかの医療系の財団に運営を委託するというふうなところを軸として考えております。
○STS
 県のお金の性格ですね、出資金とか補助金とかいろいろあると思うんですが、その辺はどのようにするかというのもまだ決まっていないということでしょうか。
○知事
 はい。出資金という考え方もありますし、出捐金にしてしまって出しっぱなしにするという考え方もあります。出資にすれば、当然のことながら配当をいただくというふうなことになっていきますが、そういう配当をいただくお金が、しなくちゃいけないお金が随分たくさんになるということは、逆に言えば、経営が厳しくなるということにもなっていきますので、そういういろんなところからの資金をどういう形でいただくのかということも検討の中の材料でございます。




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