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記者会見
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質疑応答:商工共済
○佐賀新聞
 商工共済の件で1点よろしいでしょうか。
 きのう第三者委員会があったんですけれども、委員長の会見なんかを聞くと非常に苦労されているなという印象だったんですけれども、あらためて知事に確認をしたいんですけれども、委員会に一つの具体的な数字を答えとして求められているのか、それとも、考え方、方針と幅を持たせたような数字でもいいというふうにお考えなのか、その辺はどうなんでしょうか。
○知事
 それは率直に申し上げれば、こういう考え方で何対何とか、幾らとかという具体的な額をお示しいただくことを期待はしています。
 ただ、今までも議論を、私も見ていて思うのは、やはり法律的な後ろ盾なく額を決めていくということの難しさというものが浮き彫りになっているような気がしていまして、どこまでいくのかなという気持ちは正直言ってあります。さらには、県がきのう資料的に提供した数字なんかも、あれはあくまでもたたき台というか、たたき台にもならないぐらいの、ただ何にもないと議論もできないので、とにかく議論をするためのきっかけとして出しておりますけれども、それもこうでなければならないということではなくて、こういう考え方もある、こういう考え方もあるというところでございまして、正直言って非常に難しいなと思っております。
 委員会には大変厳しい中で議論を詰めていただいておりまして、できれば具体的に幾らとか、そういうことを示していただきたいと思っておりますが、本当にそこまでいけるのかどうかというところはまだ議論の行方を見てみないとわからないなと思っております。
○NHK
 商工共済の関連なんですけれども、今、委員会で議論されているわけですけれども、もうあと数回で恐らく結論までいくとは思うんですが、この結論については、知事としてはどういう形で、かなり尊重されることになるのか、それとも結果を見て、その上で考えることになるのかということです。
○知事
 私は尊重する考え方でいます。非常に難しい審議をお願いしているわけでありまして、しかも、すべて第三者といいますか、行政機関の人は外した上で、県民の代表というところで議論をいただいております。無論、いただくものについては、県議会のほうでどういう議論になるかということを見極める必要はもちろんありますけれども、私はこの考え方の案としては、委員会から出されたものを尊重しなければいけないと考えています。
○読売新聞
 先ほどの商工共済の件なんですけれども、今、知事がおっしゃった2分の1という数字も、特に根拠のないというか、詰めて2分の1という数字じゃなくて、あくまでたたき台として2分の1というのをきのう出されたと思うんですけど、それでも2分の1というのに委員の皆さんが、そうだそうだ、2分の1を超えちゃいかんとかいう感じで、2分の1というのであくまでたたき台だった数字なんですけど、それに皆さんが、これでいいんじゃないかみたいな雰囲気になったみたいなんですけれども、その何かしらの2分の1なりなんなりという減らす割合というのを、県がある程度何か根拠を詰めて出されるというようなお考えというのはないですかね。
○知事
 もちろん、委員の方から求められればということでその考え方を整理するということは十分あると思います。困ったときに、例えば、双方それぞれに主張する根拠があり、それぞれ100%ではないという場合に、歩み寄って2分の1だという姿というのは私はよくあることではないかと思っておりまして、全く法律的な根拠を有しない場合の解決法としての一つの便法としてはあるんだろうと思っているんですが、ただ、今回の場合は、2分の1だからといって、何の2分の1なのかということ自体が非常に問題になっているということなんですね。何をもって、何の2分の1だったら本当に2分の1なのかというふうなところについては、委員の中でも恐らく議論は分かれるんではないかなと思っております。いずれにしても、最終的には公金を支出することになりますので、それについては、やはりある程度の形で説明することの必要性は十分感じているところでございます。




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