○STS
　ちょっとブラジルとスイスの件で確認ですけれども、プライベートという、一部を除いてプライベートで行かれるということですが、これはいわゆる財政が非常に厳しいという状況に配慮されてのことなのかどうかということと、結局、何日間県庁をトータルであけられるのかと。その間、県政運営に支障があったらまずいわけですから、その辺の体制というんでしょうか、その辺はどうお考えでしょうか。
○知事
　まず基本は、財政が厳しい折ということであります。行事に出席をするということでありますので、そのためにかかる費用というのを考えたときには、基本的にはプライベートということで整理をして、その中で、一部公務の部分だけというふうに整理をしたほうが財政的にもいいし、私自身は日系人の人が行き始めて100年という節目のときに、ブラジルに佐賀県知事として行くべきであると、行きたいという気持ちは持っておりましたので、それを両立させていくためにこういう考え方をしました。
　それと、もう1つが何日間になるかということでございますけれども、8日間か9日間ぐらいではなかったかと思います。ちょっと正確にまだ宙には覚えておりませんけれども、それぐらいになると思います。これまでも前回、ブラジルに行った際には、もうちょっと長く留守をしたかと思っておりますけれども、かつては職務代理者を置くというふうなことをやっておりましたけれども、今は通信手段が発達しておりますので、職務代理者を置く必要はないと考えておりますし、これまでも、近くであれ、遠くであれ、海外に行くときにも、すべてネット環境の整ったところに行って、それで何かあれば、すぐに連絡が整うということを前提にして行っておりますので、特に何か代理を置くとかそういう体制は置く必要がないと考えております。ただ、いずれにしても、私が県庁をずっと留守にしますので、その間の危機管理なり、ないし緊張感というのは、そういったものは必要になってこようかと思います。