○朝日新聞
　さが県民債についてなんですが、こういった公募債は結構もう何度もなさっていらっしゃいますよね。
○知事
　ええ、しております。
○朝日新聞
　その回数と、あと対象事業、今回、割と教育関係、あとは福祉という感じなんですが、これまでも唐津東高校の校舎の建てかえでしたか、そういったようなものもあったと思うんですけど、大体どんなものを対象に今までしてきたかということについてお願いします。
○知事
　はい、わかりました。
　さが県民債は平成14年度から発行をしてきております。回数としては、今回で9回目になります。充当事業の内容は、基本的には教育、福祉という、県民の方々に大きく関係のある事業、また、将来の子供たちにとって必要な事業という観点でやってきておりまして、例えば、平成14年度には佐賀城本丸歴史館や吉野ヶ里歴史公園整備、そしてまた、高等学校の施設整備、こうしたものに当時10億円出してきております。このほか、高度情報基盤通信網整備ということで、1年だけ防災通信網に整備をしたことがありますけれども、あとはUD(ユニバーサルデザイン)化の事業、福祉施設の整備、あと高校総体の施設整備に使われたことがありますけれども、こうした形で、県民に広く影響が及ぶ、または社会的な弱者の支援につながる、こうしたことについて、これまでメーンに行ってきたものでございます。