○NHK
　諫早湾干拓の環境アセスについてお伺いしたいんですけれども、国のほうが環境アセスに先立って、その方法書というのをつくるというふうに伺っていて、それは遠くない将来、出るのではないかと思いますけれども、県は環境アセスにかかわっていきたいという意思を示していらっしゃいますが、それまでに取り組みを進めていかなくてはいけないのではないかなと思うんですけれども、今現在、その取り組みをされていて、あと有明海沿岸の3県で会議をされるというお話もありましたが、そのことについて、今の動きを教えてください。
○知事
　はい、わかりました。
　方法書が近々つくられるという認識がちょっと私のところにはなかったので、その方法書に対してどう取り組んでいくかについては、またあらためて担当課に指示をし、ヒアリングをしてみたいと思っております。
　先般申し上げました３県に対する呼びかけ、それに基づく課長会議の実施については、現在、日程を調整しておりまして、日程の調整ができ次第、開催することにしたいと思っております。有明海を再生するという1点においては、この3県は全く一致をしておりますので、この日程の調整がつき次第、実施をしていきたいと思っているところでございます。
○NHK
　特に何か国の動き等、ご存じなことがあれば教えていただけますか。
○知事
　現時点で、今度また新しく農林水産大臣が代わられましたので、できるだけ早い機会に大臣にお目にかかって、この諫早湾干拓の訴訟に係るこれまでの地元の動きなどについても意見交換をしたいというふうに思っております。まだ具体的な日時等、できれば８月の下旬ぐらいにと思ってはおりますけれども、そうしたことを通じて、県としての立場を大臣ご自身にも認識をしていただきたいと思っております。