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記者会見
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発表項目:佐賀城内のレトロな洋館の利用者が決定しました

 次は、これまで公募をしておりました佐賀市の城内地区にありますレトロな洋館、旧警察部の庁舎を生かした事業について、出店者を決めましたので、その発表をさせていただきます。
 出店者は「さが・夢・維新会」というところです。代表は武富勝彦さん、そしてこの維新会そのものはほかに5名いらっしゃいます。スローフードを中心としたカフェレストランを1階に、そして佐賀県の物産を2階にというのが主要なコンセプトです。
 この代表の武富勝彦さんは、江北町にお住まいで、世界スローフード大賞をとられるなど、佐賀のものを生かした、特に有機の農産物を生かした農業に取り組んでおられる方で、全国的に、そしてまた、さらに言えば世界的にも知名度のある方です。この方が中心になりまして、すべての料理に佐賀県内の食材、殊に有機だとか特別栽培とか、そういう環境推進型の農業によってつくられた食材を使って、スローフードの料理を提供するカフェレストランをつくりたいというのが1階でございます。ここに「さが米子(コメッコ)サンド」という商品の提案がございました。一見、パンのように見えますけれども、これは米の粉からつくったパンであります。その中に県産の食材を入れ込んだ、こういうサンドイッチでありますとか、おにぎりパン、そしてまたおにぎり、こうしたものをやっていきたいということで、こういう具体的な提案もいただいています。この佐賀城本丸歴史館のすぐ近くということで、多くの県外からのお客様の御来館も予想されるところでありまして、佐賀をイメージづける、印象づけるそういった提案がなされております。1階のカフェレストラン、カフェバーの感じはこんな感じになります。2階がお土産・物産コーナーであります。こういうフラッグを使って、ここにこういうものがありますよという形の展示になっていまして、お酒、食べ物、お菓子、そして器、焼き物、こうしたものについて展示をし、販売をしていくという計画になっているところでございます。
 今回の決定にあたりましては、委員会をつくって議論をしておりました。そうした中で、特に今回の武富さんたちの計画については、一つは観光客の方々にとってどういうものであれば喜んでいただけるのかという、そういう一方のニーズと、また、佐賀県の食材、特に現在、県としても推進していますスローフードでありますとか、環境配慮型農業でありますとか、そういったものをどう売っていくのか、そういった点にも十分に配慮がなされているというふうなことで、今回採択に踏み切ったものでございます。
 今回、全部で11件の応募がありました。私どもとしては、11件の応募というのは非常に多かったと思っています。その中で、いろんな意味での熱心な議論というのがありましたけれども、これに決まりました。これからは10月ごろにこの利用者の方と県との間で協定書を締結してまいりまして、開店準備がいよいよスタートをしてまいります。来年の春、できれば出店者の意向としては、佐賀城下ひなまつりの開催中にこの新しいお店をスタートさせたい、そういう意向でございます。
 私からは以上でございます。

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