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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

質疑応答:粒子線がん治療施設
○時事通信
 がん治療施設についてです。放射線医学総合研究所(放医研)と協定を結ぶということになりましたが、計画における、この意義をまずお願いします。
○知事
 非常に大きいと思います。放医研が自治体と連携協定を結ばれるのは初めてです。そして、しかもこの放医研で培った炭素線の技術を鳥栖の施設に移転をしていくということで、その象徴的な取り組みになるだろうと思っていますし、この鳥栖のセンターで実際に働く人を前もって研修的な形で受け入れていただくということも言っていただいていますし、また、放医研に長くお勤めになった方を人材的に、県としてお預かりをするということも考えています。いわば放医研と一体となった形で今回の「九州先端医療がんセンター(仮称)」を進めることができるという象徴になるだろうと思っておりまして、非常に期待をしています。
○時事通信
 SPC(特別目的会社)が3月をめどに設立されるということですけれども、資金の面で現状がどうなっているか。そして見通しをお願いします。
○知事
 SPC(特別目的会社)立ち上がりの時点で、全部の寄附や出資が集まっていなければいけないということではないわけですけれども、立ち上がったら少し資金が要ることは間違いないので、その種銭といいましょうか、そのきっかけになるぐらいの資金については確保のめどを立てておかなくてはならないと考えています。
 これまでも数度にわたって、関係する各社にこの点についてはお願いをしておりましたけれども、2月いっぱいぐらいには、ある程度の出資、出捐の時期を見定めて、ある程度の額がいつまでに出るのかということについては、明らかにしていきたいと思っています。経済環境が厳しいのは厳しいんですけれども、こうしたがんの世界最先端のセンターができることそのものについては、非常に理解をしていただいていまして、融資も含めて考えれば必要な資金は確保できると考えています。




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