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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

発表項目:新年の思い

 それでは、新年初めての記者会見を始めさせていただきます。
 まず、年頭に当たりましての私の所感でございます。
 先ほど職員に対しても申し上げましたが、私は今年を「地歩(ちほ)を固める」年にしたいと思っています。この地歩を固める年にしたいという思いは、これまでの数年間、さまざまな事柄に取り組みをしてきまして、多くのものは昨年のうちに花開く、またはしっかりと芽が出てきたものがあるわけでありますけれども、今年はその去年までに取り組んできたものをしっかりと基礎を固める年にしたいと思っているということでございます。
 今年は有田窯業大学校の4年制課程も4月にオープンしますし、文字どおり種をまいている新しい品種「佐賀37号」も本格的な流通の舞台に上ってまいります。
 このほか、去年から取り組んでいる佐賀牛の中東輸出も、今年はそれをぜひ実現したいというふうに思っておりますし、このようにこれまで取り組んできた課題をぜひ実現したいということでございます。無論、去年あと一歩というところでJ1昇格を逃したサガン鳥栖のJ1昇格といったものも一つの夢として言えるのかもしれません。
 無論、そういう県政のそれぞれのことのベースとなるべき景気、経済、雇用、金融、こうしたことに対する本格的な取り組みが必要だということは論を待たないところであります。これは佐賀県だけでなく、日本全体、さらには世界全体を覆っている大きな課題でありますけれども、ぜひこの危機を世界が一つになって乗り切ることによって、新しい治平を見出すことができればと思っております。
 今年、私のところにいただいた年賀状の中にも、多くの関係者から新しい時代が始まったのではないか、新しい価値観が求められているといったたぐいのことが書かれておりました。これまでのアメリカ的な価値観が世界を覆っていたところから、それだけではないものが求められる時代へと大きく時代そのものが転換しようとしているのかもしれません。そうしたことを見極めつつ、県政そのものも、とにかくまずはきちんとスピーディーに物事を対応するということ、それと佐賀県1県だけでなく、多くの県、または国、さらには国を超えたような組織と一緒になってこの危機を乗り切っていくということを取り組んでいかなければならないだろうというふうに思っているところでございます。
 厳しい年明けにはなっておりますけれども、私は今年のこの年末の会見の場においては、「厳しい年だったけれども、少しは光が見えるような年でしたね」というふうに言えるようになれば、また、していきたいというふうに強く思っております。こうしたことにつながっていけるように、今年もタイムリーな政策の展開を行っていきたいと強く念じているところでございます。
 年頭の思いは以上でございます。

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