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記者会見
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質疑応答:21年度当初予算
○朝日新聞
 今回、予算編成も7回目ぐらいだと思うんですけれども、その中でずっと緊縮でやってきて、マニフェストの中でいろいろまちづくりに関しても財政再建以外にも目標というのがあったと思うんですけれども、実際、それの達成度というんですかね、今までずっといろいろ手足を縛られている部分があると思うんですけれども、その辺のご感想というのをちょっとお願いします。
○知事
 マニフェストをつくったときには、このVer.2.0というものを前提にしておりましたので、その中で実現可能だと私自身が思ったものについて幾つかメニューや目標を書いておりました。ただ、ここに来て、経済対策ということで予算は増えていきますけれども、マニフェスト達成のための予算というよりは、やっぱり今経済や雇用にどういう効果があるのかといったことを先に考えていっていますので、これから予算の審議を議会でもしていただくことになりますけれども、そうしたものを経た上で、総合計画そのものについても見直しをするということが必要になっていくんではないだろうかと思います。あるものは総合計画の目標を上回って達成するということもあると思いますし、あるものは総合計画の目標を少し下げたりしなくてはいけないということも出てくるんではなかろうかというふうに今のところは感じています。
○朝日新聞
 今回の緊急総合対策というのは、知事の構想に近づくためのものではなかった、結果的に見てですね。
○知事
 それはもう関係ないという言い方は変なんですけれども、総合計画の目標を達成するためにこれを使ってという、精神的に、例えば、山と平野の連携によるクリーク防災なんていうのは私の思いが反映されている部分がありますけれども、それの思いを達成するための予算ということではなく、とにかくこれだけ大きく降りかかってきている、暮らしや仕事というものを何とか立て直すために必要な事業を盛り込んだつもりです。
○読売新聞
 総合計画2007に基づいて、今回いろいろ新規事業なり、主要事業が出ておるんですけれども、また厳しい選択を迫られたと思うんですけど、何をこの中で優先したかという、例えば、暮らしに身近なものをより優先したとか、どういったものを優先したかをお聞かせ願えますでしょうか。
○知事
 緊急総合対策のときにもお話を申し上げましたけれども、「みぢか」「みどり」「みらい」というこの3つのキーワードというのは、緊急総合対策だけではなくて、今回の予算の中でもより力を入れたつもりです。大きな事業よりも身近な小さな事業、また環境に役に立っていく事業、そして、未来の社会基盤をつくっていくために必要な情報化をはじめとする投資、さらには未来というものには教育というものも含むと思っておりますけれども、こうした「みぢか」「みどり」「みらい」というこの3本線に立った上に予算編成をしたというふうに思っております。特に、私自身としては、長年の思いであった中学校1年生に少人数教育を導入するということについては、教育委員会のほうでかなり綿密な作業をしていただいた上で、こうした予算編成になりました。私の中ではこれが非常にうれしいと思っています。

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