○STS
　ちょっと2点伺いますけれども、粒子線がん治療施設でSPC(特別目的会社）の立ち上げとか医療財団の立ち上げが近く迫っていますけれども、今年はそのほかに、装置の設計、発注の年になると思うんですね。そうすると、設計に関しては非常に詳しい方がいらっしゃらないと非常に難しいだろうというふうに思っておりますけれども、その辺の人材の確保というんでしょうか、どういうふうにお考えでしょうか。
○知事
　まず、設計や発注そのものは、SPCが行うことになります。県そのものというよりはSPCがやっていくことになるんですが、どこが行うにしろ、こうしたことに詳しい専門家の方が必要になってまいります。私どものほうでも、そうした人材確保をずっと今、さまざまな面からアプローチをしておりまして、放射線医学総合研究所（放医研）とこの間、包括連携協定を結びましたけれども、放医研にお願いをして、こうした方面に詳しい方のご紹介を今、お願いしているところでございます。そうした方を確保することによって、しっかりとした設計ができるようにしていきたいと思っております。