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発表項目:バリアフリーさが映画祭2010記念「バリアフリー映画の公開研究会inさが」が開催されます

 次がバリアフリーさが映画祭2010を今年11月26日から11月28日まで開催することにしておりまして、これについてはもう既にお知らせをしたところでございますが、今回、このバリアフリーさが映画祭2010を記念して、バリアフリー映画の公開研究会が行われることになりました。
 念のためでございますけれども、このバリアフリーさが映画祭は、11月26日から28日までの3日間、佐賀市のアバンセとシアターシエマで行われます。後ほどご紹介しますが、バリアフリー映画の上映があり、また監督や出演者のシアタートーク、シンポジウムなどがございます。
 その関連イベントとして、バリアフリー映画の公開研究会が行われます。これは11月26日金曜日の午前中、10時から12時でございまして、中島佐和子さん、大河内直之さんほか、このバリアフリー映画についての日本の第一人者の方々に集まっていただいて、このバリアフリー映画を今後どのようなことにしていくのか、また、どのようなものでなければならないのかということについて研究会が行われます。ぜひお越しいただければと思います。
 上映作品は以上のとおりです。「武士の家計簿」がオープニング上映で、「ニセ札」、「おくりびと」、あと「耳をすませば」、「ぐるりのこと。」、「牛の鈴音」、「猫の恩返し」、「老人と海」、そしてクロージングが「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」というものでございまして、このオープニングの「武士の家計簿」とクロージングの「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」の2本は、これは全国ロードショーに先駆けての公開になっております。そして、この「武士の家計簿」については、これは無料で公開しましょうというふうにご了解をいただきましたので、これはどなたでも無料で入っていただけます。また、クロージングの「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」は、これはアルコール依存症の人をテーマにした映画でございますけれども、これについては、全国ロードショーに先駆けてということもあって、これだけは別料金になっておりますが、非常に今注目をされている映画でございまして、これまたぜひとも多くの方々に足を運んでいただきたいと考えています。これが「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」ですね。
 それで、バリアフリー映画というものについて時々お尋ねがあるもんですから、改めてご理解をお願いしたいと思いますけれども、バリアフリー映画というのは、映画監督などが直接制作にかかわった副音声と字幕がついています。そして、この副音声というのは活弁士、この佐々木さんという方が自分でお話になります。そして、何も自分は特にいろんな障害はないけれどもという方々についても、非常におもしろさを感じていただくことができるだろうと思います。その新しい魅力を感じていただけます。
 何かこのバリアフリー映画というものが、身体的に障害のある方のための映画で、それ以外の方にとっては関係ないのではないかというふうなことを時々聞かれることがありますけれども、そうではなく、ぜひこのバリアフリー映画というものを体験していただくと、こうした映画の新しい魅力に感じていただくことができるのではないかと思っています。
 それでは、実際にクロージングで上映いたします「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」、これはまだ公開はされていませんけれども、許可を得ておりますので、ちょっと皆様に実際にこのバリアフリー映画というものがどういうものかということについて、1分程度見ていただければと思います。

〔映画上映〕

 こういう感じでして、視覚的に不自由のある方も副音声を頼りにしてこの映像を想像することができる、また、そういったものがない方も、こうやって副音声がつくことによって、より立体的にこの場面を楽しむことができるというものがこの特徴でございます。ぜひたくさんの方々に来ていただければと思います。
 チケットは前売り500円、あといろんな一般、大学生の方以外の方は300円でございます。ただし、クロージング作品だけは、これはほかの館での上映との関係がありまして、一般、大学生は1,500円となっているところでございます。チケット申し込みは、現在、JTB各店舗で受付中でございます。
 ということで、皆さんのご参加、お待ちしております。
 

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