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質疑応答:さがびより その2
○朝日新聞
 もう1点いいですか。「さがびより」なんですけれども、収穫が始まったばかりでできばえはこれからということなんですが、ちょっとうちで聞いたところ、一部乾燥施設ですとか、JAの品質検査で、栄養が行き届かなくて白く濁った米とか、少しふるいにかからない米とかが去年よりも出てきていると。これに関しては、多品種よりも影響が少ないだろうということでよしとするのか、それとも「さがびより」とはいえ残念ということなのか、ちょっと知事の受けとめを教えてください。
○知事
 そうやって生産者から見たときに思うに任せない米ができていること自体をとってみれば、それは残念と言わざるを得ないんだろうと思うんですが、例えば、ある地区に出したところ、1等米がなかったとか、そういったところもありますけれども、ある地区は全量1等米だったというふうなこともしています。
 きょうまでに、とにかく乾燥施設に入ったもので1等米の割合がどれぐらいかということを調べてくれとお願いしたんですが、今の段階では全量の2%ぐらいしか入っていないんですよね。その2%の数字だけを見ていろいろ語るのはどうかなと思いますが、数字だけ申し上げれば、93%が1等米なんですね。この93%という数字は去年と同じ割合でありまして、だから、今は同じ状況だというふうなことは言えるんですが、ただ、楽観視は全くしていませんで、とにかく今回のやつはきちんと収穫をしていただいて、乾燥をしっかりして、その結果どうなるのかということによって違ってくるのかなと思っております。
 ただ、やっぱりこれだけの高温の中でほかの、コシヒカリは割と早かったのでよかったんですけれども、特に同じ時期にやっている「夢しずく」や「ヒノヒカリ」が非常に厳しい収穫の状況になっていることを考えると、それよりは高温にも耐えられるということでやった「さがびより」のほうが1等米の割合が高くなっているということは、評価できるだろうと思っています。

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