今回、私からは1点であります。今週の金曜日と土曜日に、「SAGAドリームファクトリー2010」と題しまして、佐賀県内で活躍している佐賀県の企業、とりわけ中小企業を多くの人たちにわかっていただこう、見ていただこうと、そういうイベントを行います。
　目的は、企業の活力向上と企業間交流、そして県内の就職促進という3つを目標にしていまして、県内にある中小企業の自社製品の展示が主な内容となっております。57の企業が出展をいたします。
　このほか、ベンチャー交流ネットワークによる展示、県内高校生による作品展示、こうしたことを行いますし、また後ほど申し上げますが、佐賀の元気企業による講演会、佐賀大学セミナーや、からくり人形実演などなど、盛りだくさんの内容になっています。
　特に来ていただきたいのは、一般の県民の方とあわせて、今、特に工業高校を中心として、県内の中小企業、特に製造系の中小企業に将来的に就職する可能性のある高校生ということをターゲットに考えているところです。

<出展企業>
　これが出展を予定している企業でございます。ものづくり関係で33企業ございます。そして、環境・リサイクルで11企業、IT・ソフトウエア7企業、地域資源・食6企業となっておりまして、合計57の企業に出ていただくことになっております。

<オープニングセレモニー>
　そのオープニングセレモニーを10月8日(金曜日)の9時40分から、佐嘉神社外苑駐車場北側のスペースで行います。そして、オープニングを記念して、機械金属工業会連合会に提供していただいてカノン砲の点火を行います。
　以下は内容になっていきます。

<“全国へ、世界へ”佐賀の元気企業による講演会>
　10月8日(金曜日)は、市村記念体育館の中で3つの講演が行われます。これは、県内の工業系の高校生がアンケートで、この企業の話を聞きたいということで選んだ3つの企業のお話をしていただくことになっています。1番目が、鹿島市にあります東亜工機株式会社、そして、2番目が有田町にあります共立エレックス株式会社、そして、3番目が佐賀市にあります株式会社戸上電機製作所ということで、この3つの企業の方が高校生を中心にお話をしていただくということでございます。

<からくり人形実演>
　次に、2日間にわたりまして、からくり人形の実演を行います。
　幕末の佐賀藩で活躍をした田中久重、通称「からくり儀右衛門」という人がいらっしゃいました。この方は、その後、東京に出られて東芝をつくられるわけですけれども、こうした人を生んだ風土というものをもう一遍確認してみようということで、当時、このからくり儀右衛門がつくった実物のからくり人形、「文字書き人形」というものを持ってまいります。
　このほか、当時のからくり人形を修復したものや、新しくつくったもの、こうしたもの合わせて13体が勢ぞろいをして、そのうち11体が実際に動きます。今から百数十年前に、こうしたからくりが実際につくられ、そして今も動くということを多くの人たちに見ていただき、当時の佐賀藩の技術の高さというものを改めて確認をしていただきたいと思っています。

<セグウェイ試乗体験>
<ミニSL乗車体験>
　あとはちょっと遊び的な要素ですけど、セグウェイの試乗体験をしてもらったり、ミニSLに乗っていただいたり、このミニSLは、かつて佐賀藩が日本で初めて蒸気機関車を実際につくったというふうなところのイメージでこういったものをつくっております。

<爆笑ライブショー>
<ロボットショー>
<科学実験ショー>
<フリーマーケット>
　あとは人寄せみたいな感じで、爆笑ライブショーで、キングオブコメディがこの間、キングオブコントで優勝したので、非常にお客さんが来るんじゃないかなと思っているんですけど、あとロボットのライブショーでありますとか、科学実験ショー、フリーマーケット、さまざまな催しが予定されているところでございます。
　ということで、皆様方のお越しを心からお待ちしています。
　以上です。