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質疑応答:春秋航空誘致
○日経新聞
 日程のほうでちょっとお伺いしたいんですが、1つは中国の春秋航空でしたっけ、LCCの誘致ということで、春秋航空を初め幾つかと交渉されるということなんですけど、高松のほうでかなり話が進んでいるという情報もあるんですけど、前の会見のときからどれぐらい話が進んでいるかという状況ですね。
 それともう1点は、中国に進出するというか、事務所を置くかどうかというの、どういう工程でどういうタイミング進めていかれるのかというお話をちょっとお伺いしたいんですが。
○知事
 まず、1点目の春秋航空との交渉の模様ですが、交渉ですので、すべてここでお話しできる状況でもないんですが、一つは、高松については話が進んでいるということについては私どもも承知をしております。私どもの理解では、高松空港というのは、いわば広い意味での京阪神地域の拠点の空港にしようという位置づけを春秋航空はしておられるということだろうと思っております。といいますのも、現在就航しているのが茨城空港だけでありますけれども、茨城空港におりたお客様は、その後バスでかなり大きな距離を移動されて、大阪や京都といったところまで観光をされたり、お買い物をされたりしております。今のままですと、そこからもう一遍茨城まで戻って上海に帰るということになっているのが非常にもったいないということを春秋航空のほうでもおっしゃっていまして、できれば関西まで行ったら、そこのどこかの空港から上海に帰るようにしたら無駄がなくていいということをおっしゃっておられました。その一環として、今回、高松というものが名前が出てきているんだろうと思っております。
 ただ、春秋航空のほうでは、前々から日本に対する就航の希望としては、1カ所とか2カ所だけではなく、日本全国を見たときには、例えば、北海道や東北地域にも1つ欲しいとか、九州地域にも1つ欲しいというふうなことをおっしゃっておられまして、今回、高松に決まりましたけれども、それは高松に決まったことで佐賀空港の就航の可能性がなくなったとか、下がったとかいうことではないと考えております。
 いずれにしても、春秋航空とのやりとりは、さまざまなルートを使ってアプローチをしておりまして、引き続きこの佐賀空港の持つ魅力について、相手方に理解をしていただくように努力をしていきたいと思っておりますし、ほかの春秋航空以外のLCCの航空会社とも今アプローチをしているところでございます。航空会社によって温度差はいろいろあるようですけれども、この県営空港というものが非常に何といいましょうか、国営空港と違って小回りがきく空港だということについてはご理解をいただいていると思っておりまして、ぜひとも春秋航空もさることながら、そのほかのLCCについても、ぜひともなるべく早い就航に向けて努力をしていきたいと考えております。
 それと2番目のご質問、中国の拠点の話でございますが、現時点ではまだ勉強段階でございまして、これもいろんな機会をつくり、職員にもいろんなところを見に行かせておりまして、中国というふうに決めているわけではないんですけれども、どこの拠点にしようかということについて、いろんな方々のご意見を聞き、また、実地の調査なども行っているところでございます。現時点ではいつからどこにということについてはまだ決めておりませんけれども、国際戦略チームのほうで検討を進めるように指示をしているところでございます。

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