○読売新聞
　済みません、もう一回、海砂で確認させてください。
　先ほど知事が、やりとりの中で、早ければきょうのこれからの聴取が終わった後、きょうじゅうにでもやるとおっしゃったその可能性があるとして、おっしゃられたのは、とりあえず砂利採取法違反容疑での告発と、あとほかに業務認可取り消しとか、それもきょうじゅうには入るものなんですか。
○知事
　その聴取が終わった後に、考えられることとしては、海上保安部に対する告発、または告発まで至らないと思っても、少なくとも、きょうこういう事情聴取を行いましたということのご報告は行おうと。そして、今後の対応について、海保と相談をさせていただきたい。最低でも相談はさせていただくことになるということでございます。
　業の認可そのものは、先のことになっていくだろうと思います。繰り返しになりますが、具体的な採取の許可と、採取そのものを業として行う業の許可と大きく２つあるわけでありますけれども、まず、手前で行うべきは、この具体的な採取に対する行政処分をどうするかという話になってまいります。明らかに超過採取、違法採取の事実が、きょうの段階で認められれば、その段階をもってこの具体的な採取についての、例えば、取り消しだとか、そういったことも考えられますが、きょうの時点ではそこまで具体的には事実関係ができなかった場合には、砂利採取の業ではなく、砂利採取の認可というものについても、きょうではなく、ちょっと時間を要することになるかもしれません。
○読売新聞
　きょうのやりとり等は、後で取材は当然できるわけですよね。
○知事
　聴取そのものはクローズで行いますが、終わった後に少なくとも聴取をした側から皆様方に対して、どういう内容であったのかということについてはお話をさせていただくように担当に指示をしております。