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質疑応答:新党
○時事通信
 私のほうから新党について2点お伺いします。
 1点目は、この前、日本創新党の中田さんが来られましたけれども、この党とのスタンスというのが1点と、あともう1つは、名古屋市や大阪府では自治体のトップが地方の政党というか、そういうのを立ち上げていますけれども、こうした動きに対する見解と古川知事自身もこういったことをする意向があるかないか、その理由のこの2点をお伺いします。
○知事
 まず、日本創新党に対する考え方でありますけれども、中田さんのほうから、そのときは会えなかったので、資料をいただきました。それを拝見したところでは、自立ということがキーワードにはなっていましたけれども、分権社会、地域主権型の社会を築き上げていくために国会議員を送り込むんだというふうなことが述べられていたと思っています。
 国権の最高機関である国会に、地方分権、地域主権という理念を持つ国会議員の方が増えることは大変望ましいことだと思っておりますので、その意味では、こうした考え方を持つ人が国会に送られるということについては、地方分権を進める立場からは歓迎すべきだろうと思っております。
 ただ、地域が主役になる社会を実現するというのは、何も日本創新党だけの専売特許ではなく、最近つくられる新党は大概の場合このことをおっしゃっておられますし、民主党、自民党を初めとする既存政党においても、地域主権、地方分権を進めていくということは表明をしていらっしゃいます。その意味からすると、この政党だけではなく、私はあらゆる政党、できれば、できるだけ多くの政党にこの考え方を共有していただくということが望ましいのではないかと考えておりまして、特に日本創新党だけに何か力を入れるということは考えておりません。
 次に、名古屋や大阪でローカルパーティーができているということについてでございますが、私はこれは民主主義の一つの成熟した姿として、ローカルパーティーというのはあるだろうと思っています。党の中央のほうで考えることと地域の課題は異なってくるはずでありますし、その地域の課題に対応して考え方を同じくする人が政治的な活動をともにするという、考え方としてはあるんだろうと思っておりますので、その意味では非常に注意深く見ているところでございます。
 この動きについて、私のほうで特に呼応して何かをするということはございませんけれども、どうなるのかということについては、関心を持って見守っているところでございます。
 それと、3番目のご質問の、こうした新党について、私自身が何らかの対応をしていくことがあるのかというお尋ねでございますが、私自身はこれらの新党に対して、何らかの形でかかわりをしていくということは考えておりません。
 これまでもそうだったというのは変なんですけど、全国知事会の中でも私はマニフェストのまとめの責任者もしておりますので、そうしたこともあり、各党の方々に接触をしていきます。ある意味、中立的な立場で接触する必要もあると思っておりますので、私自身がどこかの政党に何かするというふうなことは考えておりません。
 以上であります。

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