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質疑応答:国の出先機関の移管 その1
○時事通信
 国の出先機関の移管についてなんですけれども、今、総務省のほうで議論になっていますけれども、今回の場合は、全国横並びじゃなくて、受け皿ができたところから、手を挙げたところからやっていくという方向性だと思うんですけれども、こうした方向性についての見解と、あと佐賀県がそういった出先機関を移管するに当たって、今、準備していることとか検討していることというのを教えてください。
○知事
 まず、手挙げ方式についてです。手挙げ方式については、北川さん(北川正恭早大大学院教授)がおっしゃっていることと、私どもがイメージしていること、私どもというのは、全国知事会の国の出先機関、原則廃止PTで議論していることが若干ずれているかもしれないと思っているんですね。というのは、私たちは、国の出先機関は原則廃止ですねという基本があった上で、まず、都道府県単位の機関については、これは47都道府県みんなで「せーの」でやっていきましょうよということを言っています。ただ、県単位を越える機関、例えば、地方整備局とか、地方農政局とか、そういうものについては、じゃ、その整備局や農政局でやっている仕事をどういう単位で受けていくのかという受け皿論もあるでしょうから、これについては、まとまったところからやっていくんですかねと。つまり、この部分についての手挙げ方式のイメージなんですね。北川さんの話を直接も聞き、また漏れ聞くと、北川さんは最初から県単位のものも手挙げ方式でというふうなことをおっしゃっているやにも伺うんですよね。この前会ったときには、必ずしもそういうイメージではなかったんですけれども、そういったこともあるので、そこはまた北川さんとも少し意見交換をしていかなくちゃと思っていますが、全国知事会の考え方としては、各県単位のやつは、「せーの」で一度に、そして、それを超えるやつについては手挙げ方式でということが現実的なのではないかということで今議論が進められつつあるということでございます。
 そして、それに対応して、佐賀県として何か準備をしているのかということでございますが、今度開かれる九州地方知事会で、この受け皿としての九州の広域連合について考えていこうではないかという提案をしたらどうかと思っています。広域連合については、関西では議論が進んでいっていますけれども、入るところもあれば入らないところもあるという、まだら模様な感じになっていっています。
 九州は、比較的一つの地域としての地理的なまとまりのあるところでもありますので、こうしたことについて、今まで本格的に議論をしたことがなかったので、この議論を次の九州知事会で提言したらどうかと今考えているところであります。

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